歩行記録 H30-5-25(金)
歩行時間:5時間55分 休憩時間:1時間15分 延時間:7時間10分
出発時刻:7時40分 到着時刻:14時50分
歩 数: 34、913歩(推定距離24.09km) GPS距離
行程表
自宅 1:15> 島田大橋 0:20> 中條像 0:45> 養勝寺 0:40> 静岡空港 0:40> 坂口展望台 0:40> 東展望台
1:15> はばたき橋 0:20> 自宅
石雲院の大木
飛行場が出来るまでは大木が鬱蒼と茂った森だったのでしょう。今でも遊歩道脇にはアチコチに大木が。
石雲院山門 石雲院総門
石雲院の山号が、龍門山なのか高尾山なのか疑問を感じていたが、前回お寺さんに確認したところ
「寺院としての届けは “龍門山” で、通称は “高尾山” です。今は飛行場が出来てなくなってしまったけど、この山は
昔は “高尾山” と呼ばれていたので、地元の人は通称 “高尾山” と呼んでいます。」 だそうです。
山内には “高尾稲荷” や “高尾観音” も祀られています。
開山当初の石雲院には 「石雲院七哲」 と呼ばれた優れた弟子七人もおり、その中の一人 「賢仲繁哲(けんちゅうはんてつ)
禅師」 は、今年春に歩いた島田静居寺や焼津の林叟院を開いています。
本堂の前に建つ山門は八脚門の総ケヤキ造りで日光の陽明門を模したと伝えられ、牧之原市の文化財に指定されています。
山門下にある総門は静居寺の住職が輪住した時に建てたもので、これも牧之原市の文化財に指定されています。
この外にも石雲院には山号の “龍文” に因んだ 「龍文の滝」 の彫刻が本堂玄関横にあるそうですがまだ見た事がありません。
お股木さん 夫婦くす
石雲院にあるような、子宝杉、お股木さん、夫婦くすなど子孫繁栄に関するシンボルは、他の寺でも神社でも時々見かける。
お股木さん程度ならニヤで済むが、中には写実的に彫刻した物を祀ってある神社もあり、目のやり場に困ることもある。
これは古来日本民族は性におおらかで、神話には性に関する事柄もある事などが影響しているのではないか。
一方仏教と云うと、明治前は表面的には妻帯は禁止されていて、性は宗教内ではタブーな事だった筈だ。
それが信者に対しては子孫繁栄をを唱え、境内に怪しげな物に名前を付けて鎮座させたのは、現世利益を求める信者の獲得策
だったのだろう。こんな風習は明治時代以前にも行われていたのだろうか?
尤も “坊さん簪買うを見た” 類で、妻は娶らなくても色々な方法で性を発散していた僧には、性に関して庶民と同じ感触だった
のかもしれないな。
最近キリスト教カトリック教会の少年への性的虐待が騒がれているが、これもカトリックの神父は妻帯が許さておらず、かと
言って庶民の性に対しての許容度が日本より厳しいとなると、教会内部の権力による性的虐待が起こるのは当たり前な気がする。
同じキリスト教のプロテスタントの牧師は、妻帯が許されているので、このような事件は報道されていない。
南西側から見た空港高台 三つ目の台地
後ろを振り返れば、今歩いて来た飛行場滑走路の平坦な地が見えるが、相変わらず飛行機の爆音は聞こえない。
前方には次の台地が見えてくるが、この台地は茶畑より工業団地が目立ちまだ歩いた事は無い。
ただ台地の終点にある一等三角点の高根山の斜面には茶畑が多く何度か歩いています。
坂口神社の女坂? 坂口神社
坂口神社は階段を上る参道からしか歩いていないが、今日は車道を行く事にする。表示は無いが階段の男坂に対し、車道は
女坂といえるだろう。実際歩いてみても階段よりも距離も短くなるのでだいぶ楽になります。
坂口神社は南北朝時代前の正中2年(1325)に坂口郷高尾村くまのだんに勧請された歴史のある神社です。
“くまのだん” が “熊の段” なら、この辺りの700年前は、熊が相撲でも取っていた場所なのでしょうかね。
そして祭神が 「伊邪那岐命(いざなぎのみこと)」 と聞くとまた余計なことを考えてしまいます。
神話には、イザナギの妻で妹でもあるイザナミノミコト(伊邪那美命)は、火の神を産んで陰部に火傷を負って死んでしまう
話がおおらかに語られています。
そう言えば最近の話で、都会議員が中学校の性教育の授業に
『授業で避妊、性交など学習指導要領には示されていない文言が盛り込まれていたことから 「不適切な指導が中学校で
行われているのではないか」 と発言した。』 と報じられていたが、保守派を任じる発言者は神話を知っているだろうか?
授業内容にイチャモンを付けるのではなく、学習指導要領を改定すよう働きかけをするのが議員の仕事と思うが・・・・・
神社裏の道 展望台への階段
私の話すぐ脇に飛んでしまうので元に戻しましょう。
神社の裏に出ると道は上に延びているが鎖で遮断されている。この先は静岡空港の土地で云わば県有地になるが、鎖手前に
小さな空地があり、展望台からの写真を目的な人は、ここに車を置いているようです。
舗装された道はフェンスの壁で仕切られ扉は鍵が掛けられている所に出る。
ここから先は空港のイベントの時に解放される 「空の道」 だが、ここが常時開放されれば石雲院の展望デッキから空の道の
展望台に出て、このフェンスを潜って神社の展望台に来る事ができる。更に足を延ばせばビオトープ経由で東展望台に行く事もできる。
何とかここを開放して欲しく、空港事務所に投書したが、けんもほろろに断られてしまいました。
今日最後の急な階段を登れば展望台だが、まだ飛行機の爆音を聞いていないので期待が持てそうです。
滑走路 離陸した飛行機
階段で汗をかいたので日陰の無い展望台は暑すぎます。爆音が聞こえないなら飛行機は諦めようと思ったら聞こえてきました
爆音が。
このチャンスを物にしようと、カメラを事前に拡大して構えていたら・・・・ 肝心の飛行機はファインダーに入らなかった。
何とか写した写真は、滑走路も遠景の山も写っていない惨めな写真になってしまいました。
草に覆われた道 標識はあるのだが
飛行機は次の東展望台に望みを託して歩き出した先は、今日一番の心配していた場所です。
雑草の無い頃に来ればなだらかな尾根に沿った草地の広場だが、除草されていない時は背よりも高くなった雑草に道は隠され
道は皆目見当がつかなくなります。
雑草の中には熊とは思えないが、猪らしき獣がザッザッザと草をかき分け遁走したりしていました。
アーァ 今日は除草されいますようにの願いもむなしく広場は雑草の海でした。それでも救いは踏み跡部分の雑草がまだ小さく
完全には隠されていない事です。
こんな標識に誘われてここに初めて来た人は驚くでしょうが、この雑草地を踏破するコツがあります。
道は高台側の林に沿ってあるので、例え踏み跡は見えなくて高台から下に行かないようにすれば、でこぼこした場所も無く
案外容易に通過できます。仮に一旦下がざるを得なくても、また高台に戻ることが肝心です。
尤も雑草の何処を歩いても展望台には辿りつけるので、冒険心のある人は適当に歩いてみてください。蛇がいるかも!
林入口 何の目印だろう
林の入口近くに来れば雑草は少なくなりハイキングコースがハッキリしてきます。
林の中の道は雑草はなく快適な道が下っています。
以前にも数本立っていたが今日は15本余りも立っていました。空港で立てたと思われるが何でしょうかね?
千頭ヶ池 釣られたヘラブナ
ビオトープの下にある溜池では釣り人が糸を垂れていた。その竿の一本が弓なりにしなりだした。
ゆっくり時間をかけソロリソロリ引上げた竿の先には体長30cmほどのヘラブナが見えてきた。
釣り人はヘラブナを手元に引き寄せ、口元を揺すってやると魚は池の中に戻って行った。
「体長とか重さを測らないのですか」 と聞くと
「大会でないので測らない。」 と仰る。
へーそんなもんなんだ太公望とは。私には到底理解できない境地です。
溜池の上には滑走路の延長線上にある誘導灯の橋が見えている。誘導灯はあの橋を渡って、東展望台の横から再度
橋になっている。なのでこちら側にはもう滑走路を延長する事はできそうもない。
将来静岡空港が発展しても、こちら東側は発展しそうもないので、ここの自然は残されそうです。
とても入る気にならない 此処なら入れるが
東展望台には農道経由と山道があるが、その山道の入口は見るも無残に雑草に覆われいる。
ここを突破すれば林の中の道は快適で、上の入口にある標識には 農道10分、山道5分となっている近道です。
でもね、ここの雑草地帯はほんの10mもない長さだが、茨のある草も生えているので中々手強い場所です。
で、今日は遠回りの農道歩きとします。
林の上の入口は草もないので、標識の “近道” の言葉に誘われて入りたくなります。
でも多分出口で痛い思いをするでしょう。気を付けて。
東展望台 離陸しない飛行機
私は以前からここを東展望台と呼んでいるが、改めて案内板を見ると 「富士山静岡空港 展望広場」 とあるだけで “東” の
文字は無い。私が勝手に “東” を付けてしまったのか、何かを見て書いたのか忘れてしまったが、兎も角ただ展望台だけでは
場所の特定ができない。よって今後もこの展望台は東展望台の名でいこうと思います。
車が4台も停まっているが広場に人の気配が無いのは車の中で待っているのか。
こちらは坂道を歩いて来たので体は熱くなっているが、動かないで待つ人は風が涼し過ぎるのか。
一先ず四阿で休憩していると離陸するような爆音が聞こえてくる。さっきの写真は失敗したので今度は旨く写そうとなるべく
飛行機の下に来る場所に陣取って待った。しかし爆音は徐々に大きくなるが一向に飛び立った機影は見えない。
その内にアレー何だ! とばかりに飛行機の横っ腹が見えてきた。それも空中でなく滑走路上で。
どうやら風向きが変わり離陸する飛行機は西から海のある東に向けてではなく、東の海から西の山に向けて離陸するようです。
そうなるとこの東展望台からは離陸する飛行機も着陸する飛行機も見えません。
それではここに長居をする必要もなくすぐ出発するしかありません。
静岡空港を海に向かって離陸する飛行機は、左側に富士山が見えるので左の席の方が良いのだが、時折風向きによって
今回のように山に向かって離陸するときは、左右関係なく富士山を見る事ができます。
それは東から滑走して離陸すときは富士山は右に見えるが、飛行機が上空に上がるとUターンして向きを海に向けます。
すると当然富士山は左側に見えるので乗客は思わぬプレゼントを貰うことになります。
尤も富士山が見えればですので、これから当分は左右の席とも無念さを味あう事でしょう。
誘導路 八兵衛さん
帰り道は誘導灯の横を下って行きます。この位置から着陸する飛行機を写したいが一向に写す事ができません
車道を避けて途中から脇道を下ると、新しい 「八兵衛さん(川中島八兵衛)」 の石碑の前を通ります。
近所に人は八兵衛さんは 「道中安全の神様」 として祀っているそうです。
新四国21番札所 大井川
ありました!今日初めて気が付いた 「新四国霊場」 の21番の祠が。1番の祠に書いてあった 「高閑清絶の地」 に祠を
立てたとあったが “高閑清絶” の意味は分からないものの、高台の見晴しが良い所と解釈すれば、ここは何とかそんな感じが
しないでもない場所だ。こりゃぁどうしても88ヶ所探し当てて巡ってみたいな。
大よその場所は1番があった養勝寺で聞けば概略は分るだろう。
はばたき橋まで来れば我家は近い。本来この橋からの眺めも良いのだが、今日は今になっても霞んでいた。
歩行時間:5時間55分 休憩時間:1時間15分 延時間:7時間10分
出発時刻:7時40分 到着時刻:14時50分
歩 数: 34、913歩(推定距離24.09km) GPS距離
行程表
自宅 1:15> 島田大橋 0:20> 中條像 0:45> 養勝寺 0:40> 静岡空港 0:40> 坂口展望台 0:40> 東展望台
1:15> はばたき橋 0:20> 自宅
石雲院の大木
飛行場が出来るまでは大木が鬱蒼と茂った森だったのでしょう。今でも遊歩道脇にはアチコチに大木が。
石雲院山門 石雲院総門
石雲院の山号が、龍門山なのか高尾山なのか疑問を感じていたが、前回お寺さんに確認したところ
「寺院としての届けは “龍門山” で、通称は “高尾山” です。今は飛行場が出来てなくなってしまったけど、この山は
昔は “高尾山” と呼ばれていたので、地元の人は通称 “高尾山” と呼んでいます。」 だそうです。
山内には “高尾稲荷” や “高尾観音” も祀られています。
開山当初の石雲院には 「石雲院七哲」 と呼ばれた優れた弟子七人もおり、その中の一人 「賢仲繁哲(けんちゅうはんてつ)
禅師」 は、今年春に歩いた島田静居寺や焼津の林叟院を開いています。
本堂の前に建つ山門は八脚門の総ケヤキ造りで日光の陽明門を模したと伝えられ、牧之原市の文化財に指定されています。
山門下にある総門は静居寺の住職が輪住した時に建てたもので、これも牧之原市の文化財に指定されています。
この外にも石雲院には山号の “龍文” に因んだ 「龍文の滝」 の彫刻が本堂玄関横にあるそうですがまだ見た事がありません。
お股木さん 夫婦くす
石雲院にあるような、子宝杉、お股木さん、夫婦くすなど子孫繁栄に関するシンボルは、他の寺でも神社でも時々見かける。
お股木さん程度ならニヤで済むが、中には写実的に彫刻した物を祀ってある神社もあり、目のやり場に困ることもある。
これは古来日本民族は性におおらかで、神話には性に関する事柄もある事などが影響しているのではないか。
一方仏教と云うと、明治前は表面的には妻帯は禁止されていて、性は宗教内ではタブーな事だった筈だ。
それが信者に対しては子孫繁栄をを唱え、境内に怪しげな物に名前を付けて鎮座させたのは、現世利益を求める信者の獲得策
だったのだろう。こんな風習は明治時代以前にも行われていたのだろうか?
尤も “坊さん簪買うを見た” 類で、妻は娶らなくても色々な方法で性を発散していた僧には、性に関して庶民と同じ感触だった
のかもしれないな。
最近キリスト教カトリック教会の少年への性的虐待が騒がれているが、これもカトリックの神父は妻帯が許さておらず、かと
言って庶民の性に対しての許容度が日本より厳しいとなると、教会内部の権力による性的虐待が起こるのは当たり前な気がする。
同じキリスト教のプロテスタントの牧師は、妻帯が許されているので、このような事件は報道されていない。
南西側から見た空港高台 三つ目の台地
後ろを振り返れば、今歩いて来た飛行場滑走路の平坦な地が見えるが、相変わらず飛行機の爆音は聞こえない。
前方には次の台地が見えてくるが、この台地は茶畑より工業団地が目立ちまだ歩いた事は無い。
ただ台地の終点にある一等三角点の高根山の斜面には茶畑が多く何度か歩いています。
坂口神社の女坂? 坂口神社
坂口神社は階段を上る参道からしか歩いていないが、今日は車道を行く事にする。表示は無いが階段の男坂に対し、車道は
女坂といえるだろう。実際歩いてみても階段よりも距離も短くなるのでだいぶ楽になります。
坂口神社は南北朝時代前の正中2年(1325)に坂口郷高尾村くまのだんに勧請された歴史のある神社です。
“くまのだん” が “熊の段” なら、この辺りの700年前は、熊が相撲でも取っていた場所なのでしょうかね。
そして祭神が 「伊邪那岐命(いざなぎのみこと)」 と聞くとまた余計なことを考えてしまいます。
神話には、イザナギの妻で妹でもあるイザナミノミコト(伊邪那美命)は、火の神を産んで陰部に火傷を負って死んでしまう
話がおおらかに語られています。
そう言えば最近の話で、都会議員が中学校の性教育の授業に
『授業で避妊、性交など学習指導要領には示されていない文言が盛り込まれていたことから 「不適切な指導が中学校で
行われているのではないか」 と発言した。』 と報じられていたが、保守派を任じる発言者は神話を知っているだろうか?
授業内容にイチャモンを付けるのではなく、学習指導要領を改定すよう働きかけをするのが議員の仕事と思うが・・・・・
神社裏の道 展望台への階段
私の話すぐ脇に飛んでしまうので元に戻しましょう。
神社の裏に出ると道は上に延びているが鎖で遮断されている。この先は静岡空港の土地で云わば県有地になるが、鎖手前に
小さな空地があり、展望台からの写真を目的な人は、ここに車を置いているようです。
舗装された道はフェンスの壁で仕切られ扉は鍵が掛けられている所に出る。
ここから先は空港のイベントの時に解放される 「空の道」 だが、ここが常時開放されれば石雲院の展望デッキから空の道の
展望台に出て、このフェンスを潜って神社の展望台に来る事ができる。更に足を延ばせばビオトープ経由で東展望台に行く事もできる。
何とかここを開放して欲しく、空港事務所に投書したが、けんもほろろに断られてしまいました。
今日最後の急な階段を登れば展望台だが、まだ飛行機の爆音を聞いていないので期待が持てそうです。
滑走路 離陸した飛行機
階段で汗をかいたので日陰の無い展望台は暑すぎます。爆音が聞こえないなら飛行機は諦めようと思ったら聞こえてきました
爆音が。
このチャンスを物にしようと、カメラを事前に拡大して構えていたら・・・・ 肝心の飛行機はファインダーに入らなかった。
何とか写した写真は、滑走路も遠景の山も写っていない惨めな写真になってしまいました。
草に覆われた道 標識はあるのだが
飛行機は次の東展望台に望みを託して歩き出した先は、今日一番の心配していた場所です。
雑草の無い頃に来ればなだらかな尾根に沿った草地の広場だが、除草されていない時は背よりも高くなった雑草に道は隠され
道は皆目見当がつかなくなります。
雑草の中には熊とは思えないが、猪らしき獣がザッザッザと草をかき分け遁走したりしていました。
アーァ 今日は除草されいますようにの願いもむなしく広場は雑草の海でした。それでも救いは踏み跡部分の雑草がまだ小さく
完全には隠されていない事です。
こんな標識に誘われてここに初めて来た人は驚くでしょうが、この雑草地を踏破するコツがあります。
道は高台側の林に沿ってあるので、例え踏み跡は見えなくて高台から下に行かないようにすれば、でこぼこした場所も無く
案外容易に通過できます。仮に一旦下がざるを得なくても、また高台に戻ることが肝心です。
尤も雑草の何処を歩いても展望台には辿りつけるので、冒険心のある人は適当に歩いてみてください。蛇がいるかも!
林入口 何の目印だろう
林の入口近くに来れば雑草は少なくなりハイキングコースがハッキリしてきます。
林の中の道は雑草はなく快適な道が下っています。
以前にも数本立っていたが今日は15本余りも立っていました。空港で立てたと思われるが何でしょうかね?
千頭ヶ池 釣られたヘラブナ
ビオトープの下にある溜池では釣り人が糸を垂れていた。その竿の一本が弓なりにしなりだした。
ゆっくり時間をかけソロリソロリ引上げた竿の先には体長30cmほどのヘラブナが見えてきた。
釣り人はヘラブナを手元に引き寄せ、口元を揺すってやると魚は池の中に戻って行った。
「体長とか重さを測らないのですか」 と聞くと
「大会でないので測らない。」 と仰る。
へーそんなもんなんだ太公望とは。私には到底理解できない境地です。
溜池の上には滑走路の延長線上にある誘導灯の橋が見えている。誘導灯はあの橋を渡って、東展望台の横から再度
橋になっている。なのでこちら側にはもう滑走路を延長する事はできそうもない。
将来静岡空港が発展しても、こちら東側は発展しそうもないので、ここの自然は残されそうです。
とても入る気にならない 此処なら入れるが
東展望台には農道経由と山道があるが、その山道の入口は見るも無残に雑草に覆われいる。
ここを突破すれば林の中の道は快適で、上の入口にある標識には 農道10分、山道5分となっている近道です。
でもね、ここの雑草地帯はほんの10mもない長さだが、茨のある草も生えているので中々手強い場所です。
で、今日は遠回りの農道歩きとします。
林の上の入口は草もないので、標識の “近道” の言葉に誘われて入りたくなります。
でも多分出口で痛い思いをするでしょう。気を付けて。
東展望台 離陸しない飛行機
私は以前からここを東展望台と呼んでいるが、改めて案内板を見ると 「富士山静岡空港 展望広場」 とあるだけで “東” の
文字は無い。私が勝手に “東” を付けてしまったのか、何かを見て書いたのか忘れてしまったが、兎も角ただ展望台だけでは
場所の特定ができない。よって今後もこの展望台は東展望台の名でいこうと思います。
車が4台も停まっているが広場に人の気配が無いのは車の中で待っているのか。
こちらは坂道を歩いて来たので体は熱くなっているが、動かないで待つ人は風が涼し過ぎるのか。
一先ず四阿で休憩していると離陸するような爆音が聞こえてくる。さっきの写真は失敗したので今度は旨く写そうとなるべく
飛行機の下に来る場所に陣取って待った。しかし爆音は徐々に大きくなるが一向に飛び立った機影は見えない。
その内にアレー何だ! とばかりに飛行機の横っ腹が見えてきた。それも空中でなく滑走路上で。
どうやら風向きが変わり離陸する飛行機は西から海のある東に向けてではなく、東の海から西の山に向けて離陸するようです。
そうなるとこの東展望台からは離陸する飛行機も着陸する飛行機も見えません。
それではここに長居をする必要もなくすぐ出発するしかありません。
静岡空港を海に向かって離陸する飛行機は、左側に富士山が見えるので左の席の方が良いのだが、時折風向きによって
今回のように山に向かって離陸するときは、左右関係なく富士山を見る事ができます。
それは東から滑走して離陸すときは富士山は右に見えるが、飛行機が上空に上がるとUターンして向きを海に向けます。
すると当然富士山は左側に見えるので乗客は思わぬプレゼントを貰うことになります。
尤も富士山が見えればですので、これから当分は左右の席とも無念さを味あう事でしょう。
誘導路 八兵衛さん
帰り道は誘導灯の横を下って行きます。この位置から着陸する飛行機を写したいが一向に写す事ができません
車道を避けて途中から脇道を下ると、新しい 「八兵衛さん(川中島八兵衛)」 の石碑の前を通ります。
近所に人は八兵衛さんは 「道中安全の神様」 として祀っているそうです。
新四国21番札所 大井川
ありました!今日初めて気が付いた 「新四国霊場」 の21番の祠が。1番の祠に書いてあった 「高閑清絶の地」 に祠を
立てたとあったが “高閑清絶” の意味は分からないものの、高台の見晴しが良い所と解釈すれば、ここは何とかそんな感じが
しないでもない場所だ。こりゃぁどうしても88ヶ所探し当てて巡ってみたいな。
大よその場所は1番があった養勝寺で聞けば概略は分るだろう。
はばたき橋まで来れば我家は近い。本来この橋からの眺めも良いのだが、今日は今になっても霞んでいた。