知多四国４２番天龍寺

歩行記録　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Ｈ２７-８-２４（月）
歩行時間：４時間５５分　　　休憩時間：１時間４５分　　　延時間：６時間４０分
出発時刻：９時２５分　　 　　到着時刻：１６時０５分
歩　　数：　31､745歩（推定距離23.8km）　　 　ＧＰＳ距離２４.５km
行程表
　師崎港バス停　0:35>　番外　0:50>　４０番　0:50>　４３番　0:10>　番外　0:20>　４２番　0:15>　４１番　0:40>　４４番
　0:30>　４５番　0:20>　４６番　0:15>　４７番　0:10>　内海駅　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　４２番天龍寺（納め札）

　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　道端にあった茸　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　天龍寺入口案内

　奥之院へ来た道を岩屋寺まで戻り県道を西向かう。道端にあったキノコを写真に収めながら歩いていたため、途中から細道に
入るのを見逃したり、寺の入口も看板を見てやっと札所の入口だと気が付いたりと、気分が弛んでいたようだ。。
岩屋寺から４２番天龍寺（てんりゅうじ）までは距離が１kmもなかったからか。油断してはいけない。

　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　天龍寺参道　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　本堂

　寺の入口に建つ 「卍 新四国 四十二番 厄除大師霊場天龍寺」 の石碑が、まるで山門のように見える。
　天龍寺の札札所番号が男の厄年と同じ 「四十二」 のため、厄除大師として信仰を集めるお寺です。

　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　薬師堂　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　納め札

　左側の薬師堂に沢山の前掛けが掛けられている。どうも私はこれが苦手のようで近づく気になれない。
別段清潔好き、いやどちらかと云えばあまり清潔ではない私だが、あの黴でも生えていそうな感じが好きになれない。
お寺さんは新しい前掛けが掛けられたら、古い前掛けは外せばよいのに思う。

　納経所の壁に「知多四国霊場巡拝 第四百回記念」 と銘打ち、六種類の収め札が額に入れられ飾られていた。
納め札とは遍路の名刺のような物で、弘法堂の前に置かれている 「納札入」 と書いてある金属製の箱に、何月何日、何処の
誰坊等を書いて入れる。マー言ってみれば弘法大師への来訪簿のようなものですな。
そんな訳で納め札には住所・氏名等を書かなければならず、四国では最初の頃は泊まった宿で事前に書いていたのだが、
宿で晩酌をするようになってからは、何時しか面倒になり止めてしまった経緯があった。
そこで今回は、とくると真面目に書いたとなると思うでしょうが、今回は最初から止める事にしました。

　そんな事はどうでも良いが、納め札は巡拝回数により色が違っていて、白色・１回以上　緑色・１０回以上　赤色・２０回以上　
銀色・３０回以上　金色・５０回以上　錦・１００回以上となっています。
時折納経入を覗くとその殆どが白色で、たまに緑や赤が混ざっている程度だ。今回何処の札所か忘れたが金色の収め札が入って
いたので貰って納経帳の栞代わりにさせてもらいました。
（知多四国では分からないが、四国霊場では納経入れから納め札を貰っても良い事になっていました）


　それにしても４００回も遍路するとは凄い事だ。知多四国霊場の１回の巡拝を８日掛かるとすると３２００日掛かる事になる。
この方が今何歳か分からないが、２０歳から遍路を始めたとして、年８回歩いても７０歳にでやっと４００回だ。
所要日数も１回８日とすると年に６４日も掛かる計算になる。これでは１年の全ての日曜日が潰れてしまう。
疲れているので細かい計算はできなかったが、４００回が凄い事だけは理解できる。そこで納経所の住職に
　「この方は歩いて回られたのですか？」 と質問すると 「昔は分かりませんが最近は車のようですよ」 との事でした。

それにしても凄いと、改めて額を見直してみると 「平成９年６月～平成２６年５月」 と書いてあるのが目に入った。
となると１７年で４０００回に巡拝をした事になる。例え車遍路としても私には真似もできないし、やる気にもなれない偉業だ。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　番外奥の院から４２番天龍寺への道