歩行記録 H28-1-25(月)
歩行時間:6時間20分 休憩時間:1時間10分 延時間:7時間30分
出発時刻:7時10分 到着時刻:14時40分
歩 数: 31、974歩(推定距離22.7km) GPS距離24.1km
行程表
福用駅 1:05> 五輪段 0:10> 新展望地 0:20> 馬王平 0:35> 大垂(おおたるの)滝 0:35> 風倒(カザンタオ)峠
0:50> 前山集落入口 0:50> 前山橋 0:40> 八垂(やだれ)の滝 0:45> 家山駅
待ちに待った寒波襲来です。
1週間ほど前から25日月曜日の最低気温が静岡市で-5℃ななるとTVで放送されたので、今年も “暖国でも氷瀑” を求めて
八高山山中の 「大垂滝」 に行くことにしました。
ところが最低気温の予報は日々変化し-5℃、-4℃、-5℃、-3℃となってしまい、さらに前日の午前中の予報は-1℃に
上がってしまった。それでも静岡の気温が零下になるのは珍しいので止める気は起きなかった。
そしてその日の夕方の予報は再度-3℃になってくれた。
更に大垂滝の標高は500m程で静岡市より400mは高い。なら気温も-7℃くらいにはなるかもしれないと、自分に都合のよい
計算をして決行する気は高まった。
コースは大井川鉄道の福用駅から、白光神社の里宮経由で魔王平、八高山に登り、山頂から真下に下る急斜面を大垂滝に下る
予定だった。
ところが当日の夕方6時から野暮用が入ってしまい、6時前には家に帰らなければならなくなってしまった。
そこで白光山には登らず馬王平から直接林道を大垂滝に向かうことにして、1時間の時間短縮わ図った。
アルペン風な福用駅 伐採地(新展望地)
白光神社からの登山道は急斜面の滑りやすい道だったが、今年は若干整備されていて、道は電光系になり所々にはステップも
切られていた。それでも急坂には変わりなく、神社前にある案内板に 「急斜面コース」 とあるのが納得できる。
個人でここを上り下りするなら何ともないが、団体ではどうだろう。特に下りだと滑る可能性があるので注意が必要だ。
尤も滑り落ちるだけで特に怪我はしそうもないが。
今の気温は-2℃で思ったより冷えていないが風が冷たく電車を降りて震え上がってしまった。その寒さも急坂を登れば体は
暖かくなると思ったが、息は切れても体は暖かくならなかった。
駅から1時間ほどで高熊集落からの道に合流する “五輪段” 近くになると、植林された林の中の平坦で楽な道になり、ここから
馬王平までは木立の中をのんびりした道が続きます。
前方に去年は無かった伐採地が見え、その先には馬王平の伐採地や八高山の山頂も見えていた。地面が白っぽくなっていた
ので何だろう? と見ると凍った雪が地面にこびりついていた。いつ降った雪か分からないが雪が溶けていないという事は氷瀑へ
の期待が益々高まってきた。
伐採地から見た南アルプス
新しい伐採地は素晴らしい展望地を作っていてくれた。八高山からは南アルプスの展望は余り良くないと思っていたが、木の
陰にはこんな景色が隠されていたとは思いもよらなかった。ただ、開けた向きが北側だったので富士山は見えないのが残念だ。
林道が広々とした所に出ると馬王平だ。馬王平とは案内板によると、
「修験者が里からの帰り道に、ウトウト眠ってしまった。すると夢枕に白馬に跨がった王様が現れ修験者に 「お前は何の為に
修行をしているのだ。怠らず精進せよ」 と言った。我に返った修験者は、聖なる山を仰ぐこの場所を「馬王平」と名付けました。」
馬王平のベンチと富士山 富士山アップ
一昨日の土曜日に富士山は雪が降ったのか、今日の富士山は6合目以上は新しい雪で覆われていた。
腕の良い人ならもっと素晴らしいく富士山を写すのだろうが、私の腕とこのカメラではこれで精一杯。
でも記録に残すのが目的ではなく記憶に残したくて歩いているのだから・・・・・ と負け惜しみ。
馬王平は北東方面が開けていて北に位置する南アルプスは見えません。
いつもならここから伐採地横の急斜面をハーハー言いながら登るのだが、今日は時間の都合で平らに続く林道を歩く。
景色は見えないが少し下り勾配の道は快調に歩けます。
ミツマタの蕾 歪曲した地層
ミツマタの蕾が少し開き始めていた。ここの気温は-4℃だが春は少しづつ近づいているようだ。でも寒い。
今日の服装は普段ならトレーナーの上にジャンパーを着るだけだが、今日はジャンパーの下にダウンのベストまで着込んでいる。
登り坂が続くと暑くなってくるが、このような平坦の道ではそれでも体は温まらない。それどころか日陰で西風がもろに当たる所では
風の冷たさが身に凍みる。
今回も八高山直下を下る道の入口を探しながら歩いたが見つからなかった。確か滝まで5分くらいの所に出たはずだが目印が
見当たらなかった。どうやらもう一度頂上から下らないと入口は分からないようだ。
当初このコースは馬王平から大垂滝の氷瀑を見たら少し戻り、八高山に直登する急斜面を登る予定だった。山頂からは白光神社に
出て掛川側に下り、林道に出たら金谷へ抜けようと思っていた。
それが前回のあやさんのコメントを見て、今年の春にあやさんが紹介していたウォーキングコースの事を思い出した。それなら序に
そこを歩いてみようと大垂滝からのコースを大幅に変更した。
果たしてそれが吉と出るかどうか、あやさん、責任を取ってくださいよ。行き先? それは次回まで秘密です。
今年の大垂滝1 今年の大垂滝2
林道の水溜りに張った氷は去年より厚く、期待はいやが上にも高まってくる。ただ気になるのはその水溜りが少なかった事だが。
大垂滝に到着。アレ~ 何だか氷が少ない。昨年はもっと横に白い氷が広がっていたと思ったが、今年は縦一直線に有るだけだ。
しかも去年は盛んに聞こえていた水の流れる音も聞こえてこない。
どうやら氷はカチカチに凍っているが、水分が少なく氷が去年より少ないようだ。
大垂滝3 大垂滝4
去年はここの氷瀑を初めて見たので興奮をしていて大きく見えたのかもしれないと思い、家に戻ってから去年の写真と見比べて
みたが、明らかに滝の横幅は狭く、白い部分が少なかった。気温ばかり気にしていたが水分の事も気に掛けないと見事な氷瀑は
見る事ができないのだ。自然相手はなかなか上手くいかない。
林道に残った雪 尾根縦走路の出口
大垂滝の標高は約490mで馬王平の540mより低かったので林道は下り勾配だった。次の風越峠は620mあるので若干登り
勾配になるが、距離が長い80m差はどうと云うことはなかった。
この林道は馬王平から風越峠まで下がることなく林道を作りたかったのだろうが、この滝が邪魔になり一旦滝までか下り、滝から
先が上りの林道になったのだろう。おかげで氷瀑見物が可能になり有難いことです。
その林道に薄く雪が残っていて靴の足跡が一人分か2人分残っていた。私以外にも物好きがいるようで一安心した。
八高山からの尾根の縦走路の出口が見えれば風越峠はあと30mも行けば到着だ。
歩行時間:6時間20分 休憩時間:1時間10分 延時間:7時間30分
出発時刻:7時10分 到着時刻:14時40分
歩 数: 31、974歩(推定距離22.7km) GPS距離24.1km
行程表
福用駅 1:05> 五輪段 0:10> 新展望地 0:20> 馬王平 0:35> 大垂(おおたるの)滝 0:35> 風倒(カザンタオ)峠
0:50> 前山集落入口 0:50> 前山橋 0:40> 八垂(やだれ)の滝 0:45> 家山駅
待ちに待った寒波襲来です。
1週間ほど前から25日月曜日の最低気温が静岡市で-5℃ななるとTVで放送されたので、今年も “暖国でも氷瀑” を求めて
八高山山中の 「大垂滝」 に行くことにしました。
ところが最低気温の予報は日々変化し-5℃、-4℃、-5℃、-3℃となってしまい、さらに前日の午前中の予報は-1℃に
上がってしまった。それでも静岡の気温が零下になるのは珍しいので止める気は起きなかった。
そしてその日の夕方の予報は再度-3℃になってくれた。
更に大垂滝の標高は500m程で静岡市より400mは高い。なら気温も-7℃くらいにはなるかもしれないと、自分に都合のよい
計算をして決行する気は高まった。
コースは大井川鉄道の福用駅から、白光神社の里宮経由で魔王平、八高山に登り、山頂から真下に下る急斜面を大垂滝に下る
予定だった。
ところが当日の夕方6時から野暮用が入ってしまい、6時前には家に帰らなければならなくなってしまった。
そこで白光山には登らず馬王平から直接林道を大垂滝に向かうことにして、1時間の時間短縮わ図った。
アルペン風な福用駅 伐採地(新展望地)
白光神社からの登山道は急斜面の滑りやすい道だったが、今年は若干整備されていて、道は電光系になり所々にはステップも
切られていた。それでも急坂には変わりなく、神社前にある案内板に 「急斜面コース」 とあるのが納得できる。
個人でここを上り下りするなら何ともないが、団体ではどうだろう。特に下りだと滑る可能性があるので注意が必要だ。
尤も滑り落ちるだけで特に怪我はしそうもないが。
今の気温は-2℃で思ったより冷えていないが風が冷たく電車を降りて震え上がってしまった。その寒さも急坂を登れば体は
暖かくなると思ったが、息は切れても体は暖かくならなかった。
駅から1時間ほどで高熊集落からの道に合流する “五輪段” 近くになると、植林された林の中の平坦で楽な道になり、ここから
馬王平までは木立の中をのんびりした道が続きます。
前方に去年は無かった伐採地が見え、その先には馬王平の伐採地や八高山の山頂も見えていた。地面が白っぽくなっていた
ので何だろう? と見ると凍った雪が地面にこびりついていた。いつ降った雪か分からないが雪が溶けていないという事は氷瀑へ
の期待が益々高まってきた。
伐採地から見た南アルプス
新しい伐採地は素晴らしい展望地を作っていてくれた。八高山からは南アルプスの展望は余り良くないと思っていたが、木の
陰にはこんな景色が隠されていたとは思いもよらなかった。ただ、開けた向きが北側だったので富士山は見えないのが残念だ。
林道が広々とした所に出ると馬王平だ。馬王平とは案内板によると、
「修験者が里からの帰り道に、ウトウト眠ってしまった。すると夢枕に白馬に跨がった王様が現れ修験者に 「お前は何の為に
修行をしているのだ。怠らず精進せよ」 と言った。我に返った修験者は、聖なる山を仰ぐこの場所を「馬王平」と名付けました。」
馬王平のベンチと富士山 富士山アップ
一昨日の土曜日に富士山は雪が降ったのか、今日の富士山は6合目以上は新しい雪で覆われていた。
腕の良い人ならもっと素晴らしいく富士山を写すのだろうが、私の腕とこのカメラではこれで精一杯。
でも記録に残すのが目的ではなく記憶に残したくて歩いているのだから・・・・・ と負け惜しみ。
馬王平は北東方面が開けていて北に位置する南アルプスは見えません。
いつもならここから伐採地横の急斜面をハーハー言いながら登るのだが、今日は時間の都合で平らに続く林道を歩く。
景色は見えないが少し下り勾配の道は快調に歩けます。
ミツマタの蕾 歪曲した地層
ミツマタの蕾が少し開き始めていた。ここの気温は-4℃だが春は少しづつ近づいているようだ。でも寒い。
今日の服装は普段ならトレーナーの上にジャンパーを着るだけだが、今日はジャンパーの下にダウンのベストまで着込んでいる。
登り坂が続くと暑くなってくるが、このような平坦の道ではそれでも体は温まらない。それどころか日陰で西風がもろに当たる所では
風の冷たさが身に凍みる。
今回も八高山直下を下る道の入口を探しながら歩いたが見つからなかった。確か滝まで5分くらいの所に出たはずだが目印が
見当たらなかった。どうやらもう一度頂上から下らないと入口は分からないようだ。
当初このコースは馬王平から大垂滝の氷瀑を見たら少し戻り、八高山に直登する急斜面を登る予定だった。山頂からは白光神社に
出て掛川側に下り、林道に出たら金谷へ抜けようと思っていた。
それが前回のあやさんのコメントを見て、今年の春にあやさんが紹介していたウォーキングコースの事を思い出した。それなら序に
そこを歩いてみようと大垂滝からのコースを大幅に変更した。
果たしてそれが吉と出るかどうか、あやさん、責任を取ってくださいよ。行き先? それは次回まで秘密です。
今年の大垂滝1 今年の大垂滝2
林道の水溜りに張った氷は去年より厚く、期待はいやが上にも高まってくる。ただ気になるのはその水溜りが少なかった事だが。
大垂滝に到着。アレ~ 何だか氷が少ない。昨年はもっと横に白い氷が広がっていたと思ったが、今年は縦一直線に有るだけだ。
しかも去年は盛んに聞こえていた水の流れる音も聞こえてこない。
どうやら氷はカチカチに凍っているが、水分が少なく氷が去年より少ないようだ。
大垂滝3 大垂滝4
去年はここの氷瀑を初めて見たので興奮をしていて大きく見えたのかもしれないと思い、家に戻ってから去年の写真と見比べて
みたが、明らかに滝の横幅は狭く、白い部分が少なかった。気温ばかり気にしていたが水分の事も気に掛けないと見事な氷瀑は
見る事ができないのだ。自然相手はなかなか上手くいかない。
林道に残った雪 尾根縦走路の出口
大垂滝の標高は約490mで馬王平の540mより低かったので林道は下り勾配だった。次の風越峠は620mあるので若干登り
勾配になるが、距離が長い80m差はどうと云うことはなかった。
この林道は馬王平から風越峠まで下がることなく林道を作りたかったのだろうが、この滝が邪魔になり一旦滝までか下り、滝から
先が上りの林道になったのだろう。おかげで氷瀑見物が可能になり有難いことです。
その林道に薄く雪が残っていて靴の足跡が一人分か2人分残っていた。私以外にも物好きがいるようで一安心した。
八高山からの尾根の縦走路の出口が見えれば風越峠はあと30mも行けば到着だ。