4月1日の誕生日は、夫婦だけで正月の残り酒(約2合)を飲んだだけだった。
お酒は正月に病気発症以来初めてだったが、顔こそ真っ赤になったものの、特別に酔った感じもしなかった。
尤も1日約2合くらいしか飲まなかったので酔わなくて当り前と云えば当り前だが。
今回はその正月の残り酒を飲んだだけなのに、これで満足してしまうのだから、もう体は酒を欲しないのだろう。
誕生日から3日遅れの4月4日、娘家族と一緒に藤枝の “オンドル” (焼肉屋)で誕生祝をしてもらった。
焼肉は何時もなら焼津の別の店に行くのだが、その店は靴を脱いで階段を登らなけれならないので、今回は初めてだが
1階しかないこの店にした。
店の名前が “オンドル” なら多分床暖房になっていると思うので靴は脱がなければならないだろう。
そうなると気になるのは靴箱とテーブルまでの距離で、外で突いている杖をそのまま床の上で使うわけにもいかず、その間は
杖無しで歩かなければならない。少し気になって店内に入ると矢張り靴を脱がなければならなかった。
しかし案ずるより産むが易し、難なくテーブルに着席はしたが、残念ながら床暖房は無かった。
床暖房の電源を入れてないのか、それとも設備が無いのか知らないが、この時期なら設備があるなら床は暖かかっただろう。
表題を 「3日遅れの誕生祝」 としたが、実は4月4日が私の本当の誕生日だったらしいのです。
何をバカな事を言ってと思う方もいるかもしれませんが、私の生まれた昭和19年はまだ戦時中でした。その頃のお産は家に
お産婆さん(助産師)を呼んでお産をしていたので、誕生日の日付くらいは案外融通が利いて、誕生日を数日前後するくらいは
珍しくなかったようです。
中でも4月1日は、何故か早生まれと遅生まれが混在していて、同じ学年なのに生まれ年が丸々1年違う子が存在していた。
その為か同じクラスで誕生日が一緒になる確率は低いのに、4月1日生れは案外同じ誕生日の子がいたりしました。
これは4月1日生まれの私が言うのですから間違いありません。学校に限らず職場でも同じ誕生日の人が何人かいました。
しかし現在の戸籍法(?)では4月1日は早生まれのみとして、遅生まれにする事は出来なくなっています。
何故親が誕生日を遅くしたかは分かりますよね。
親としては我子可愛さで3月31日に生まれた子を、そのまま早生まれとして届け出して、学年の中で一番未熟の状態で
入学させ苦労させるのが忍びなかったのでしょう。
確かに10歳過ぎてしまえば1年の違いは目立たないが、小学校入学する6歳の頃の1年の違いは大きかったでしょう。
そこで両親はお産婆さんに頼み、生まれた子の誕生日を1日遅くして4月1日にしてもらい、学校は遅生まれとして入学して、
その学年で一番上のお兄さんお姉さんにするのです。
マ~これが普通の誕生日虚偽申告だと思うが、私の場合は戸籍上の4月1日より本当に生まれた日のが遅いのです。
これはどうしてでしょう? 分かりますか?
その事実を知ったのは私は既にひねくれた性格の少年期でした。となると頭に浮かぶのは 「口減らし」 という言葉です。
子供が1年でも早く義務教育を卒業し、お金を稼ぐ事を当てにした親の浅ましさ! 一遍に両親に不信感を抱いてしまいました。
でも両親が誕生日を早くした理由は違いました。
「あんたが生まれた頃は徴兵検査があって、男は20歳になると検査を受けて合格すると軍隊に取られて戦争に行かされた。
徴兵検査には甲・乙・丙のランクがあって健康なほど大変な場所に連れていかれたので、少しでも下のランクになるように
誕生日を後らした。」 のだそうです。
成程ね! そんな考えもあったのか、と一先ず思う事にしよう。
既に他界している両親を今更けなす事はないし、現に今では4月1日生まれで早生まれになった事を有難いと思っている。
それが子供の頃は “4月1日生れ” が嫌いだった。何しろ 「馬鹿の日」 なのだから子供同士のからかいの材料になってしまった。
それが4月4日生まれだと 「しあわせ(4併せ)」 との解釈が出来るらしい。
これなら1944年4月4日生まれの私は “ダブル幸せ” という事になる。
そうそう以前行っていた焼肉屋と、ここの焼肉とどちらが美味しかったか? それは私には分かりません。
両方の店の焼肉が目の前にあって食べ比べるのなら何とかなるが、1年前に食べた味と比べれるなんて私には不可能です。
マー妻や娘は色々言っていたが当てにはならなないだろう。
蛇足1 **************************
税務署よりハガキか来た。多分確定申告の結果通知だろう。
今年は医療費が何十万円になってしまったので、還付金が増えるかと思ったら逆に減ってしまった。
確定申告を税務署に提出したが税務署でチェックをしたら申告書にミスがあって、還付金が増額されるなんて期待していたが・・・・・・
でも薄いハガキでは期待薄だが、上紙を剥がしてみると・・・・・・・
ナ~んだ申告した金額と1円も違わない金額が還付金として印刷されていた。
今まで一度として確定申告の金額が変更された事は無い。税務署ではチェックをしているのかな、怪しいものだ。
蛇足2 **************************
夜風に当った所為なのか、それとも確定申告が増額されずにショックだったのか分からないが、翌日は体調が落ちてしまった。
そうなると何をやっても疲労感が襲ってきて、とても外を歩く気はしない。
午前中はベットで横になって本を読み、午後はソファーに横になってTVを見るしか出来なくなってしまう。
ただそれで治まってくれれば良いが、また入院では困る。暫く大人くしていよう。
お酒は正月に病気発症以来初めてだったが、顔こそ真っ赤になったものの、特別に酔った感じもしなかった。
尤も1日約2合くらいしか飲まなかったので酔わなくて当り前と云えば当り前だが。
今回はその正月の残り酒を飲んだだけなのに、これで満足してしまうのだから、もう体は酒を欲しないのだろう。
誕生日から3日遅れの4月4日、娘家族と一緒に藤枝の “オンドル” (焼肉屋)で誕生祝をしてもらった。
焼肉は何時もなら焼津の別の店に行くのだが、その店は靴を脱いで階段を登らなけれならないので、今回は初めてだが
1階しかないこの店にした。
店の名前が “オンドル” なら多分床暖房になっていると思うので靴は脱がなければならないだろう。
そうなると気になるのは靴箱とテーブルまでの距離で、外で突いている杖をそのまま床の上で使うわけにもいかず、その間は
杖無しで歩かなければならない。少し気になって店内に入ると矢張り靴を脱がなければならなかった。
しかし案ずるより産むが易し、難なくテーブルに着席はしたが、残念ながら床暖房は無かった。
床暖房の電源を入れてないのか、それとも設備が無いのか知らないが、この時期なら設備があるなら床は暖かかっただろう。
表題を 「3日遅れの誕生祝」 としたが、実は4月4日が私の本当の誕生日だったらしいのです。
何をバカな事を言ってと思う方もいるかもしれませんが、私の生まれた昭和19年はまだ戦時中でした。その頃のお産は家に
お産婆さん(助産師)を呼んでお産をしていたので、誕生日の日付くらいは案外融通が利いて、誕生日を数日前後するくらいは
珍しくなかったようです。
中でも4月1日は、何故か早生まれと遅生まれが混在していて、同じ学年なのに生まれ年が丸々1年違う子が存在していた。
その為か同じクラスで誕生日が一緒になる確率は低いのに、4月1日生れは案外同じ誕生日の子がいたりしました。
これは4月1日生まれの私が言うのですから間違いありません。学校に限らず職場でも同じ誕生日の人が何人かいました。
しかし現在の戸籍法(?)では4月1日は早生まれのみとして、遅生まれにする事は出来なくなっています。
何故親が誕生日を遅くしたかは分かりますよね。
親としては我子可愛さで3月31日に生まれた子を、そのまま早生まれとして届け出して、学年の中で一番未熟の状態で
入学させ苦労させるのが忍びなかったのでしょう。
確かに10歳過ぎてしまえば1年の違いは目立たないが、小学校入学する6歳の頃の1年の違いは大きかったでしょう。
そこで両親はお産婆さんに頼み、生まれた子の誕生日を1日遅くして4月1日にしてもらい、学校は遅生まれとして入学して、
その学年で一番上のお兄さんお姉さんにするのです。
マ~これが普通の誕生日虚偽申告だと思うが、私の場合は戸籍上の4月1日より本当に生まれた日のが遅いのです。
これはどうしてでしょう? 分かりますか?
その事実を知ったのは私は既にひねくれた性格の少年期でした。となると頭に浮かぶのは 「口減らし」 という言葉です。
子供が1年でも早く義務教育を卒業し、お金を稼ぐ事を当てにした親の浅ましさ! 一遍に両親に不信感を抱いてしまいました。
でも両親が誕生日を早くした理由は違いました。
「あんたが生まれた頃は徴兵検査があって、男は20歳になると検査を受けて合格すると軍隊に取られて戦争に行かされた。
徴兵検査には甲・乙・丙のランクがあって健康なほど大変な場所に連れていかれたので、少しでも下のランクになるように
誕生日を後らした。」 のだそうです。
成程ね! そんな考えもあったのか、と一先ず思う事にしよう。
既に他界している両親を今更けなす事はないし、現に今では4月1日生まれで早生まれになった事を有難いと思っている。
それが子供の頃は “4月1日生れ” が嫌いだった。何しろ 「馬鹿の日」 なのだから子供同士のからかいの材料になってしまった。
それが4月4日生まれだと 「しあわせ(4併せ)」 との解釈が出来るらしい。
これなら1944年4月4日生まれの私は “ダブル幸せ” という事になる。
そうそう以前行っていた焼肉屋と、ここの焼肉とどちらが美味しかったか? それは私には分かりません。
両方の店の焼肉が目の前にあって食べ比べるのなら何とかなるが、1年前に食べた味と比べれるなんて私には不可能です。
マー妻や娘は色々言っていたが当てにはならなないだろう。
蛇足1 **************************
税務署よりハガキか来た。多分確定申告の結果通知だろう。
今年は医療費が何十万円になってしまったので、還付金が増えるかと思ったら逆に減ってしまった。
確定申告を税務署に提出したが税務署でチェックをしたら申告書にミスがあって、還付金が増額されるなんて期待していたが・・・・・・
でも薄いハガキでは期待薄だが、上紙を剥がしてみると・・・・・・・
ナ~んだ申告した金額と1円も違わない金額が還付金として印刷されていた。
今まで一度として確定申告の金額が変更された事は無い。税務署ではチェックをしているのかな、怪しいものだ。
蛇足2 **************************
夜風に当った所為なのか、それとも確定申告が増額されずにショックだったのか分からないが、翌日は体調が落ちてしまった。
そうなると何をやっても疲労感が襲ってきて、とても外を歩く気はしない。
午前中はベットで横になって本を読み、午後はソファーに横になってTVを見るしか出来なくなってしまう。
ただそれで治まってくれれば良いが、また入院では困る。暫く大人くしていよう。