準備編 ― レンタカー
・借りだし
契約までの過程は 「レンタカーの予約」 を参照してください。
オークランドに来て3日目。今日はレンタカーを受け取ることになっている。
レンタカー会社の人が4時に宿まで迎えに来て、会社で手続きをしたあと車を受け取るらしい。
会社からの帰りが心配な私は、会社の場所を宿の人に聞くが 「知らない」 と言われてしまった。
なら仕方ない迎えの車窓から、しっかり道を憶えるようにしよう。
次に今晩車を止める駐車場も聞いたがはっきりしない。仕方なく近所の野外駐車場に行き 「オールナイト OK?」 と
確認して、更に駐車場に入る道順も調べておいた。
4時を過ぎても迎えが来ない。
日本人は時間に煩いと思われても嫌なので、4時半まで我慢したがまだ来ない。
仕方なく宿の人に電話してもらうと 「20分後に来る」 と言う。結局5時に迎えが来た。
レンタカー会社は太い道に面していて解りやすい場所にあった。これなら帰れそうだ。
会社では保険に入る手続きをした。
保険の細かいことは解らないが、免責の額を0にして全て保険でまかなうか、免責額を半分にするからしい。
保険料は全額免除が1日16$で、半額免除が8$らしい。(全て適当に解釈した)
車のレンタル料より高い保険などバカらしいが、かと言って入らないも不安だ。
結局加入したのは、半額免除の1日8$の保険にした。
これでレンタル料は1日23$になってしまった。
(NZでは「対人・対物保険」や「車両保険」はレンタル料に含まれているらしが、良く分からなかった)
帰国してから解ったが、NZで車を借りるとサービス税が12.5%付くらしい。
なのに今回支払ったのは、車両代315$と保険料168$の計483$(1日23$)だけだった。
12月8日現在この金額以外のクレジットの請求も無いが、一体どうした事なのだろうか?
1日15$のレンタル料の中に、サービス税も含まれているのだろうか? 解らない。
マー 自分が損をするわけではない、得をしたと思って、このままにしておこう。
係員に車が故障したら何処へ連絡するのか 「カートラブル テレホン?」 と聞いてみた。
何とか通じたらしい、蛍光ペンでパンフレットの中の電話番号に印を付けてくれた。
「ジャパニーズ OK?」、 と聞くと、係員は両手を少し上げ目を見開いた。
どうやらこの電話は日本語は通じないらしい。これも仕方ない格安料金で契約したのだから。
事故に遭ったら? 聞くのは止めた。どうせ通じないし、あとは臨機応変にいくしかない。
車が来た。 「あれ! マツダじゃない」 マークがトヨタになっている。
契約では 「マツダ ファミリア1500」 となっていたのに 「TOYOTA PLATZ」 だった。
どうなっているのだろう?
でもマーいいか家の車もトヨタだから、操作に慣れているし運転しやすいだろう。という事で黙っていた。
アレー?!? 運転席の日除けを下ろすと、何と日本語の注意書があった。
この車は日本から中古で輸入し車なのだ。でもそれもいい、日本車は優秀なのだから。
車の外回りをザーと点検するが、悪いところは見当たらない。 「OK!」 と言って鍵を受け取る。
いつもトヨタ車を運転しているのに何故か緊張してエンジンをかけた。
車の走行距離は55、751Km 日本車なのだから大丈夫!!
宿までの道は頭に入っている。サー出発だ!
オークランドの道は広い。車の数も少ない。信号の見方も解っている。 駐車場への道も調査済みだ。
と、気を落ち着かせて走り出した。
車を駐車場に入れるとホッとした。これで又難問を一つクリヤーした。
・レンタカーとフェリー
大手のレンタカー会社は北島と南島を結ぶフェリーは車を載せず、ウエリントンで一度車を返し、海を渡った
ピクトンで再度借り直すらしい。
今回借りたEXPLORE MORE社は大手ではないので、そのまま車をフェリーに乗せ、返車はクラストチャーチで
返すようになっていた。
今回自分のミスでフェリーの出航時間がウエリントン発、午前3時の便になってしまった。
予約時に出航時間の1時間前に来ようにと言われていたので、午前2時までに着かなければいけない。
そこで夜中では場所が分かり難いと思い、昼間の内にフェリー乗場を調べておいたので、スムーズにフェリー乗場に
着く事ができた。
朝乗場に到着すると既に3台の車が並んでいた。
受付へ予約券を渡すと車用1枚、人間用2枚の細長い板状の物を渡された。これがきっと乗船券替りなのだろう。
待つこと1時間。2時50分になっても乗船が始まらない。イラつき始めた時やっとゲートが開き乗船が始まった。
係員に先ほど受け取った乗船板を渡して乗船をする。
乗船した車は結局4台だけ。それで乗船時間を遅らせたのだろうか?
後は日本と同じで船員の指示に従い車を船内に移動し駐車させてる。
この日の天気は曇りだったが波も風もなく、穏やかな航海だった。
午前3時だがフェリーの売店は開いて、サンドイッチ等は購入できるが、乗客はが少ないので客もいなかった。
ウエリントンとピクトンを結ぶフェリー会社は2社あって、今回は 「ブルーブリッジ」 の船に乗船をした。
料金は人間が1人55$で、普通乗用車が1台130$。乗船時間が3時間20分だった。
もう1社は 「インターアイランダー」 社で、料金も乗船場所も乗船時間も違っている。
料金はブルーブリッジ社の方が安いが乗船時間は20分多くなっていた。
これでレンタカーの1日の実質料金は
レンタル料(15$)+保険料(8$)+フェリー料(6.2$)=29、2$ でまだまだ安い
フェリーの下船方法も日本と同じで、船員の指示に従い船を下りるとそのまま走って行けた。
・ガソリン
ガソリンスタンドの名前は日本と違っていたが忘れてしまった。でも見れば解る。
ただ日本のレギュラーガソリンはNZでは 「Unieaded(アンレディッド)」 と言うらしい。
これは覚えておいた方がいい。間違って軽油でも入れたら最悪だ。
またガソリンスタンドでは、お菓子や飲み物も売っていて小さなコンビニのようになっている。
椅子やテーブルもあるので軽い休憩をとることが出来る。
ここで忘れてならないのはトイレを済ます事! これは絶対忘れずに!
私が利用したスタンドは全てセルフ形式だった。最初は不安だったが2回も給油すれば、どうといった事もない。
1.車の給油孔を開ける
2.テンキー0の右のCLEARキーを押す
3. 〃 0の左のFILLキーを押す
4.緑のホースを取って給油孔に差す
5.引き金を引いて給油を開始する
6.給油が止まったらホースを戻す
7.車の給油孔を閉める
以上で給油は終わり、次は料金支払いです。
給油したスタンドの番号(写真では1)を覚えて事務所に行く。
「ハロー ナンバー1」 と言ってクレジットカードを渡せばよい。
写真の数字は一番上が金額で10$77¢ 2段目がガソリンの給油量=7リットル
3段目1リットルの単価=1.539$ 故に 1.539×7=10$77¢となる。
ガソリン量は常に気にしていたほうが良い。
私はメモリが半分より下を指したら入れるようにしていた。と言っても日本ようにガソリンスタンドが2~3キロ走れば
あるわけではないので注意が必要です。
中でもMt’クックやミルホードサウンドの場合は必ず前の町で満タンにしておいたほうが良い。
そこではガソリンスタンドを見かけなった(実際にはあるらしいが?)
ガソリンの値段は田舎の方が高めだったが、そんなことを気にしてガス欠になったら大変だ。
高くても安くても減れば入れようと私は心がけていた。
ちなみにガソリンの値段は平均して1リットル1.6$位で日本円にすれば100円前後と大分安い。
(出発時の日本は180円前後)車の燃費は今回のトヨタPLATZはリッター15Km走った。
おかげで予算は、ガソリンがリッター170円、燃費が14kと見ていたので安くなって助かった。
・レンタカーの返車
車を返すにあたって、宿の人にレンタカー会社のパンフレットを見せて場所を確認したが、分からないと言う。
そこで例により徒歩で返納日前日に事前調査に出かけた。
地図では大聖堂の裏付近に会社がある事になっている。
しかしそこは街のど真中で、小さい会社なのに?と少し疑問を感じながら出かけた。
レンタカー会社なのだから車が何台かあり道路に面しているはず。とその付近を探すのだが、無い!
何度探しても無い。
小さい会社だからと街の中心地を離れた辺りまで行ったが見当たらない。
仕方なく後は宿の人に頼んで会社に電話して確認するしかないと中心地まで戻ってきた。
大分探し歩いたので便所に行きたくなった。
散策マップで確認すると便所はトラムが建物の中に入っていく所にある。用を済ませ便所から出て何気なく
前を見るとアッ 「あった!!」 なんとレンタカー会社が目の前にあった。それも中々の店構えだ。
ホッとしたが周辺には車を止めるような所はない。それ以前にトラムの入ってきた道は車は進入禁止だ。
エーどうすればいいんだ?
混乱したまま店の中に入り受付の女性に契約書を見せる。 「○■△×▽ツモロ●◎■△×▽●◎」 全然解らない。
私は車の置き場所が知りたい一心で
「パーキング レンタカー パ-キング」 と言うが 「○■△×▽●◎■△×▽●◎」
困り果ててしまった。今までで最大の危機だ。
すると後ろから 「車の返却は明日だと言ってますよ」 と日本語が聞こえた。
ワー助かった。神の助けだ。後ろを見ると、そこには若い日本人男性がいた。
これ幸いとばかりに
「返却は明日ですが、明日車を何所へ置くのか解りません」 と聞くと
「■△×▽●◎■△×▽●◎」 「◎■△×○■△×▽」 何か聞いてくれている。
「車は建物の外の道路に止めて、此処へ車の鍵を持ってきてくださいと言ってます」
「道路は駐車禁止では?」 「少しの時間なら平気ですよ」 こんな遣り取りをしてやっと納得できた。
建物の外に出て再度道路を点検すると、5分駐車可の標識が出ていた。
更にその下にはレンタカー会社の看板が。(写真の右下のオレンジの部分)
小い会社とか、店先に車が置いてあるなどと、先入観を持たず探していれば、慌てずに済んだものを。と、反省。
それにしても助けてくれた男性の方感謝してます。
翌日は16時返却の契約だったが、午前中の方が車が少ないだろうと、早めに出かけた。
タイミングよく建物の入口に駐車でき、鍵を持って店に入る。
受付は昨日と違う人だが鍵と契約書を見せると 「OK」 と言ってカウンターを出てきた。
一緒に車の所に行き、車の周りをザット見ただけで 「OK」 と親指を立ててくれた。
これで料金が安すぎて心配したことや、故障や事故の不安からやっと開放された。
肩の荷が降りその日の夜は重い祝杯を上げたのは云うまでもない
ニュージーランド・ドライブ旅行メニューへ
・借りだし
契約までの過程は 「レンタカーの予約」 を参照してください。
オークランドに来て3日目。今日はレンタカーを受け取ることになっている。
レンタカー会社の人が4時に宿まで迎えに来て、会社で手続きをしたあと車を受け取るらしい。
会社からの帰りが心配な私は、会社の場所を宿の人に聞くが 「知らない」 と言われてしまった。
なら仕方ない迎えの車窓から、しっかり道を憶えるようにしよう。
次に今晩車を止める駐車場も聞いたがはっきりしない。仕方なく近所の野外駐車場に行き 「オールナイト OK?」 と
確認して、更に駐車場に入る道順も調べておいた。
4時を過ぎても迎えが来ない。
日本人は時間に煩いと思われても嫌なので、4時半まで我慢したがまだ来ない。
仕方なく宿の人に電話してもらうと 「20分後に来る」 と言う。結局5時に迎えが来た。
レンタカー会社は太い道に面していて解りやすい場所にあった。これなら帰れそうだ。
会社では保険に入る手続きをした。
保険の細かいことは解らないが、免責の額を0にして全て保険でまかなうか、免責額を半分にするからしい。
保険料は全額免除が1日16$で、半額免除が8$らしい。(全て適当に解釈した)
車のレンタル料より高い保険などバカらしいが、かと言って入らないも不安だ。
結局加入したのは、半額免除の1日8$の保険にした。
これでレンタル料は1日23$になってしまった。
(NZでは「対人・対物保険」や「車両保険」はレンタル料に含まれているらしが、良く分からなかった)
帰国してから解ったが、NZで車を借りるとサービス税が12.5%付くらしい。
なのに今回支払ったのは、車両代315$と保険料168$の計483$(1日23$)だけだった。
12月8日現在この金額以外のクレジットの請求も無いが、一体どうした事なのだろうか?
1日15$のレンタル料の中に、サービス税も含まれているのだろうか? 解らない。
マー 自分が損をするわけではない、得をしたと思って、このままにしておこう。
係員に車が故障したら何処へ連絡するのか 「カートラブル テレホン?」 と聞いてみた。
何とか通じたらしい、蛍光ペンでパンフレットの中の電話番号に印を付けてくれた。
「ジャパニーズ OK?」、 と聞くと、係員は両手を少し上げ目を見開いた。
どうやらこの電話は日本語は通じないらしい。これも仕方ない格安料金で契約したのだから。
事故に遭ったら? 聞くのは止めた。どうせ通じないし、あとは臨機応変にいくしかない。
車が来た。 「あれ! マツダじゃない」 マークがトヨタになっている。
契約では 「マツダ ファミリア1500」 となっていたのに 「TOYOTA PLATZ」 だった。
どうなっているのだろう?
でもマーいいか家の車もトヨタだから、操作に慣れているし運転しやすいだろう。という事で黙っていた。
アレー?!? 運転席の日除けを下ろすと、何と日本語の注意書があった。
この車は日本から中古で輸入し車なのだ。でもそれもいい、日本車は優秀なのだから。
車の外回りをザーと点検するが、悪いところは見当たらない。 「OK!」 と言って鍵を受け取る。
いつもトヨタ車を運転しているのに何故か緊張してエンジンをかけた。
車の走行距離は55、751Km 日本車なのだから大丈夫!!
宿までの道は頭に入っている。サー出発だ!
オークランドの道は広い。車の数も少ない。信号の見方も解っている。 駐車場への道も調査済みだ。
と、気を落ち着かせて走り出した。
車を駐車場に入れるとホッとした。これで又難問を一つクリヤーした。
・レンタカーとフェリー
大手のレンタカー会社は北島と南島を結ぶフェリーは車を載せず、ウエリントンで一度車を返し、海を渡った
ピクトンで再度借り直すらしい。
今回借りたEXPLORE MORE社は大手ではないので、そのまま車をフェリーに乗せ、返車はクラストチャーチで
返すようになっていた。
今回自分のミスでフェリーの出航時間がウエリントン発、午前3時の便になってしまった。
予約時に出航時間の1時間前に来ようにと言われていたので、午前2時までに着かなければいけない。
そこで夜中では場所が分かり難いと思い、昼間の内にフェリー乗場を調べておいたので、スムーズにフェリー乗場に
着く事ができた。
朝乗場に到着すると既に3台の車が並んでいた。
受付へ予約券を渡すと車用1枚、人間用2枚の細長い板状の物を渡された。これがきっと乗船券替りなのだろう。
待つこと1時間。2時50分になっても乗船が始まらない。イラつき始めた時やっとゲートが開き乗船が始まった。
係員に先ほど受け取った乗船板を渡して乗船をする。
乗船した車は結局4台だけ。それで乗船時間を遅らせたのだろうか?
後は日本と同じで船員の指示に従い車を船内に移動し駐車させてる。
この日の天気は曇りだったが波も風もなく、穏やかな航海だった。
午前3時だがフェリーの売店は開いて、サンドイッチ等は購入できるが、乗客はが少ないので客もいなかった。
ウエリントンとピクトンを結ぶフェリー会社は2社あって、今回は 「ブルーブリッジ」 の船に乗船をした。
料金は人間が1人55$で、普通乗用車が1台130$。乗船時間が3時間20分だった。
もう1社は 「インターアイランダー」 社で、料金も乗船場所も乗船時間も違っている。
料金はブルーブリッジ社の方が安いが乗船時間は20分多くなっていた。
これでレンタカーの1日の実質料金は
レンタル料(15$)+保険料(8$)+フェリー料(6.2$)=29、2$ でまだまだ安い
フェリーの下船方法も日本と同じで、船員の指示に従い船を下りるとそのまま走って行けた。
・ガソリン
ガソリンスタンドの名前は日本と違っていたが忘れてしまった。でも見れば解る。
ただ日本のレギュラーガソリンはNZでは 「Unieaded(アンレディッド)」 と言うらしい。
これは覚えておいた方がいい。間違って軽油でも入れたら最悪だ。
またガソリンスタンドでは、お菓子や飲み物も売っていて小さなコンビニのようになっている。
椅子やテーブルもあるので軽い休憩をとることが出来る。
ここで忘れてならないのはトイレを済ます事! これは絶対忘れずに!
私が利用したスタンドは全てセルフ形式だった。最初は不安だったが2回も給油すれば、どうといった事もない。
1.車の給油孔を開ける
2.テンキー0の右のCLEARキーを押す
3. 〃 0の左のFILLキーを押す
4.緑のホースを取って給油孔に差す
5.引き金を引いて給油を開始する
6.給油が止まったらホースを戻す
7.車の給油孔を閉める
以上で給油は終わり、次は料金支払いです。
給油したスタンドの番号(写真では1)を覚えて事務所に行く。
「ハロー ナンバー1」 と言ってクレジットカードを渡せばよい。
写真の数字は一番上が金額で10$77¢ 2段目がガソリンの給油量=7リットル
3段目1リットルの単価=1.539$ 故に 1.539×7=10$77¢となる。
ガソリン量は常に気にしていたほうが良い。
私はメモリが半分より下を指したら入れるようにしていた。と言っても日本ようにガソリンスタンドが2~3キロ走れば
あるわけではないので注意が必要です。
中でもMt’クックやミルホードサウンドの場合は必ず前の町で満タンにしておいたほうが良い。
そこではガソリンスタンドを見かけなった(実際にはあるらしいが?)
ガソリンの値段は田舎の方が高めだったが、そんなことを気にしてガス欠になったら大変だ。
高くても安くても減れば入れようと私は心がけていた。
ちなみにガソリンの値段は平均して1リットル1.6$位で日本円にすれば100円前後と大分安い。
(出発時の日本は180円前後)車の燃費は今回のトヨタPLATZはリッター15Km走った。
おかげで予算は、ガソリンがリッター170円、燃費が14kと見ていたので安くなって助かった。
・レンタカーの返車
車を返すにあたって、宿の人にレンタカー会社のパンフレットを見せて場所を確認したが、分からないと言う。
そこで例により徒歩で返納日前日に事前調査に出かけた。
地図では大聖堂の裏付近に会社がある事になっている。
しかしそこは街のど真中で、小さい会社なのに?と少し疑問を感じながら出かけた。
レンタカー会社なのだから車が何台かあり道路に面しているはず。とその付近を探すのだが、無い!
何度探しても無い。
小さい会社だからと街の中心地を離れた辺りまで行ったが見当たらない。
仕方なく後は宿の人に頼んで会社に電話して確認するしかないと中心地まで戻ってきた。
大分探し歩いたので便所に行きたくなった。
散策マップで確認すると便所はトラムが建物の中に入っていく所にある。用を済ませ便所から出て何気なく
前を見るとアッ 「あった!!」 なんとレンタカー会社が目の前にあった。それも中々の店構えだ。
ホッとしたが周辺には車を止めるような所はない。それ以前にトラムの入ってきた道は車は進入禁止だ。
エーどうすればいいんだ?
混乱したまま店の中に入り受付の女性に契約書を見せる。 「○■△×▽ツモロ●◎■△×▽●◎」 全然解らない。
私は車の置き場所が知りたい一心で
「パーキング レンタカー パ-キング」 と言うが 「○■△×▽●◎■△×▽●◎」
困り果ててしまった。今までで最大の危機だ。
すると後ろから 「車の返却は明日だと言ってますよ」 と日本語が聞こえた。
ワー助かった。神の助けだ。後ろを見ると、そこには若い日本人男性がいた。
これ幸いとばかりに
「返却は明日ですが、明日車を何所へ置くのか解りません」 と聞くと
「■△×▽●◎■△×▽●◎」 「◎■△×○■△×▽」 何か聞いてくれている。
「車は建物の外の道路に止めて、此処へ車の鍵を持ってきてくださいと言ってます」
「道路は駐車禁止では?」 「少しの時間なら平気ですよ」 こんな遣り取りをしてやっと納得できた。
建物の外に出て再度道路を点検すると、5分駐車可の標識が出ていた。
更にその下にはレンタカー会社の看板が。(写真の右下のオレンジの部分)
小い会社とか、店先に車が置いてあるなどと、先入観を持たず探していれば、慌てずに済んだものを。と、反省。
それにしても助けてくれた男性の方感謝してます。
翌日は16時返却の契約だったが、午前中の方が車が少ないだろうと、早めに出かけた。
タイミングよく建物の入口に駐車でき、鍵を持って店に入る。
受付は昨日と違う人だが鍵と契約書を見せると 「OK」 と言ってカウンターを出てきた。
一緒に車の所に行き、車の周りをザット見ただけで 「OK」 と親指を立ててくれた。
これで料金が安すぎて心配したことや、故障や事故の不安からやっと開放された。
肩の荷が降りその日の夜は重い祝杯を上げたのは云うまでもない
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