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Channel: はぐれ遍路のひとりごと
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ニュージーランド・ドライブ旅行8

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  準備編 ― 出入国

  ・日本出国
 2008年11月29日  いよいよ出発だ。
ニュージーランド航空チェックインカウンターは成田第二ビル3階にある。
早めに(2時間以上前)に着いたのに、既に受付は始まり列が出来ている。
カウンターの横にある棚に、オークランド゙とクライストチャーチの市内地図があったので早速頂戴した。

 旅行会社から添付されてき、ただの紙のようなE-チケット(この時点でもまだ不安だった)を係員に提出する。
 大丈夫! 何の支障もなく搭乗券が手に入った。

     
 搭乗予定の便は18時30分発 AUCKLAND行き NEWZEALAND航空NZ90便だ。
  有る有る! 上から4段目に出ている。

 出国審査も支障なくスムーズに終わり機上の人となる。(両替は「お金&両替」の項で説明します)

   
 座席は3列・3列・3列の中央席だ。外の景色はどうせ見えないので席を立ち易くて便利な席だ。
 各座席にはTVも付いているし10時間50分のフライト厭きないで済むと思う。

     
 機内食はマー当たり前なのだろうか? 飲み物はワインを貰う。
 妻も気を利かせて、飲めもしないのにワインを注文してくれた。

 これから30日間仲良くやっていこう・・・・・・ そしてこの旅を多いに楽しもう!!


  ・入国カード
  機内でNZの入国カードが配られた。
心配性な私は事前にガイドブックやインターネットで 「NZ入国カードの記入方法」 の情報を取り寄せ、二人分の
雛形を作成し、印刷してきているので心配はない。
ただこれらの情報は最新なのかどうかが解らないので、今回は特にNZ大使館のHPも調べてある。

  入国カードで一番気になるのは、矢張り食品の持込のところだ。
カードの該当欄には
・ニュージーランド国内に以下のものを持込みますか?
  食品(調理済、生鮮、保存食品、加工食品、乾燥食品を含む)
とあり、これらの食品を持込む時は、解答欄に印を付けることになっていた。

 要は口に入れるものは全て申告しなさいと言うことのようだ。
だが申告と言っても、この欄に印を付けるだけでよさそうなので、正直者(?)の私は当然印を付けておいた。


  ・入国審査
 二人一緒に審査官の前に立つと 「〇△△■◎✖ー◆✖ステイ〇◇▽・・・・・・・・」 と、何か言っている。
妻は真剣に聞いているが解らないらしい。
 「ステイとか言っているよ」 と妻に言うと、妻は慌てて 「1ヶ月(英語で)」 と答える。
 「オー グット」 と親指を立ててくれた。

 今度は妻に向かい 「○△■◎×ー◆✖ホテル○◇▽」 と言っているが妻は答えない。
どうもホテルの名前を聞いているようだったので、私が自分の入国カードのホテル名の所を指を指した。
すると審査官は妻の入国カードを指差している。
オー! 何と妻のカードにはホテル名が書いてなかった。

  これも慌てて記入して何とか通過。  
妻は大分ショックだったらしく元気がない。
でもそれでは困ります。次は問題の検疫検査なのだから。

 検疫検査は穏やかそうな顔をした中年の係官の前に並んだ。ラッキーだ。
今度も二人一緒だ。

予め入国カードに 「食品持込有り」 としておいたので係官は 「それは何だ」 と聞いているようだ。
(私も雰囲気で何となく解った)

妻が 「インスタント・ライス」 と答えるが係官はわからない。 「イマジェーシフード」 と言っても通じない。
仕方なく事前に全品目日本語と英語で記入しておいたノートを出し、
「非常食 ・ EMERGENCY FOOD」 の場所を指差しながら
 「イマジェーシフード」 と言うと、やっと 「オー○△■◎×ー ◆□ 」 と言って納得してくれた。

 又何か言っている。 「○△■◎×ー◆□リンゴ○◇▽」 何度か聞いているうちに、どうも 「リンゴ」 と言っている
ような気がしたので 「アップル?」 と聞くと 「オーリンゴ○△■」 と答える。
どうやら 「リンゴは持っていないね?」 と聞いているようなので 「アップル ノー」 と言ってみたら、 あたり!
 「OK!!」 と言って通してくれた。

 これで一安心だが、まだ荷物と体の✖線検査が残っている。
アメリカではこの検査が煩くて、何人もの係員が 「バンドを外せ、靴を脱げ」 と指示を出す。
体の検査も、やたらに警報音がピーピー鳴って、何度も検査棒でボディーチェックをされた。

 それが此処NZでは係員も少なく、何の指示もなく、自分で荷物を検査台の上に乗せゲートを潜る。
OK! ブザーは鳴らない。妻も同様に無事簡単に終了。

 周りの検査台を見ても同じように静かなものだ。
ボディーチェックをされている人もいないし、警報音も鳴っていず、荷物を開けている人もいなかった。
今までの心配は何だったろうか、少々気が抜ける思いだった。

 でも注意してください。私達の検査は簡単だったが、全ての検査がこうではないらしい。
宿で聞いた話では、トランクを開けられ靴底をチェックされたり、活力剤を没収されたりした人もいました。

 これで一番気になっていた入国審査が終わった。

  サー ニュージーランドへ入国だ!!

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