歩行記録 H30-4-10(火)
歩行時間:4時間40分 休憩時間:0時間50分 延時間:5時間30分
出発時刻:8時50分 到着時刻:14時20分
歩 数: 21、028歩(推定距離14.51km) GPS距離km
行程表
静居寺 0:25> 林道終点 0:35> 農道出合 0:05> 矢倉山入口 0:35> 田代霊園 0:35> ドウダン原 0:55>
柏原 0:30> 赤松地蔵堂 0:20> 伊太集落 0:20> 国1BP下 0:20> 静居寺
矢倉山入口 矢倉山の階段
矢倉山の入口を入ると道は急降下して次は上りになる。矢倉山の階段は地元の青年が整備してくれたと以前聞いたことが
あるが、擬木を使った見るからに金が掛かっている階段とは違い、段差も低く幅も適当に狭いので歩き易い道です。
尾根道合流 尾根道
ここから先は矢倉山には登らず下の四辻を右に曲がって伊太和里の湯に行き、温泉からドウダン原に向かいます。
ドウダン原からの帰りは、伊太丁仏参道を下り矢倉山直登コースで山頂に行き、その後伊太集落に出て車道を静居寺まで
帰ろうと思っています。
だが、尾根道に合流して気が変わった。尾根の合流部を左に行けば矢倉山だが、右の道はまだ歩いた事が無かった。
所詮は麓の尾川集落に行く帰り道用だと思っていたので、標識の下に地図もあったが余り真剣に見た事が無い。
それが 「伊太和里の湯にも行けます」 の文字が目に入り興味を覚えた。
地図を見ると思っていた以上に温泉と離れていない場所で車道と合流している。しかもそこが歩く予定の温泉上の山道の
入口ある田代霊園の近くだった。
これなら矢倉山の四辻から山道入口に行くより、上り坂の車道歩きもグンと少なくなりよっぽど楽そうだった。
そうなれば当然新しい道を歩きます。
尾根の道は平坦な歩きやすい道だったが5分程で放置茶畑横の農道に出たしまった。
三辻手前の農道が見えた お茶の新芽
農道に出ると先程歩いた三辻手前で千葉山が見えた場所が見えていた。ならあそこからもここが見えるでしょう。
整備されている茶畑はもう柔らかそうな新芽が延びていた。今年は桜が早かったがお茶も早そうです。
農 道 農道を歩く人
山道は平坦で農道は下り坂の歩き易い道です。前方にレジ袋をさげた人かノロノロ、ヨロヨロ歩いています。
追い抜く時に 「蕨が沢山取れましたね」 と声を掛けると、振り向いた顔はポチャポチャとした色白の優しい顔のお年寄りで
「イヤ今年は蕨が全然少ない。いつもならザック一杯になるのに」 と言う。
確かにザックを見るとペチャンコのままで、レジ袋も蕨が1/3も入っていない。
私も例年この時期には大崩山塊でザック一杯の蕨を採ってくるが今年はまだ行っていない。
それと言うのも今年は早い段階で大井川の堤防で蕨を大鍋一杯採ったからだ。
大井川の堤防は毎日のように歩いているが、近年土手に蕨の葉が見えるようになったので今年は土手に入ってみた。
すると丈も太さも例年取る蕨の数分の一くらいだが柔らかい感じがした蕨が沢山生えていた。
しかも場所が斜面なのでしゃがまず採れて楽だった事もあり、1時間位でシャツ一杯(手ぶらだったので下着に入れた)に
なった。それで大崩山塊の蕨採りが遅くなってしまっている。
蕨採りの人は足は遅いが会話は快調で
「あんた私が何歳に見える? もう90をとっくに越しているが肝臓がんもやったし歩くには大事な脊髄の手術もした。」
成程それで歩き方が覚束ないのか。それにしても90歳を越して一人でこんな場所を歩くなんて大したものだ。
「あんたは山が好きかねぇ。私も若い頃は槍に3回行ったし、北も南も北海道の山にも登った事がある。この辺の山は殆ど
歩いているけど、あんたはこれからどっちに行くのだね」
「ここからドウダン原に行こうと思っています。」 「ドウダン原なら市道を左に行って霊園の所から山道に入ればいい」 と
正確に教えてくれる。ならば静居寺の道も知っているか聞いてみると
「バラの丘公園から登って尾根の農道に出たら、下る農道に入って行けばジョウコさんに行ける」 とこれも教えてくれる。
私より20歳ほど歳が多いらしいが大したものです。記憶も確かでノロノロ歩きとはいえこんな場所を一人で歩けるのだから
体力的にも支障は無さそうです。20年後には私は果たしてこんなに元気でいられるか?
マ~無理でしょうね。今でも記憶違いで道を間違ったり、脱水症で救急車に乗ったりと周りに迷惑をかけているのだから。
それにしてもこの方の家族は90代の年寄りを一人で蕨採りに越させて平気なのだろうか? それとも一人暮らしなの?
「私はここを行くけど道は分るね?」 と言って放置茶畑の間を入って行った。お気をつけて。
今年の2月に行った粟ヶ岳でも山道でお年寄りに会ったが、あの人は今の人より不安を感じたが無事下った事でしょう。
私があと10年低山歩きができたとしても、所詮は一人歩きをするしかないでしょうが、そのとき山で会った人は私を見て
不安を感じないだろうか? 多分感じるでしょう。じゃぁどうしたら良いのか解決策は思いつきません。
70代を過ぎれば歩こう会もハイキングクラブも新会員としては歓迎しないだろうし、だれか良い案を教えてください。
田代霊園前の分岐 山道への階段
農道が合流した車道は上り坂になると思っていたら、なんと緩い下り坂が田代霊園まで続いていた。
これなら尾根の分岐からなら四辻経由で温泉に行くより、こっちの道の方が断然楽でいい。
もっと歳を取ったら温泉から矢倉山に登り、この道を通って温泉に戻れば手軽な周回ルートになる。
そんなルートで満足するのは後何年後でしょうか。
田代霊園は道の左側にあり、ドウダン原への道は右の奥にあるが標識はありません。
将来何になるのか分からない、かなり広い広場を右に行くと、前方に擬木の階段段が見えてきます。
そこがドウダン原入口です。
最初の標識 現在地が違っている
擬木の階段を登ると三辻になっていて、右がドウダン原で左が伊太和里の湯方面です。
標識にかなり詳しい地図があったので、帰りの道を確認しようとすると現在位置が実情と合っていない。
地図では現在位置が伊太丁仏参道に付いているが、ここは丁仏参道ではなく車道の近くです。
さらに車道からすぐ山道になっているが、今は広場を通った先が一般的な道です。
実はここの標識は温泉ができた頃から道が無いのに伊太和里の湯の表示があった。標識通り行くと左横に温泉はあるが間に
沢があって渡る事ができなかった。仕方なく大分下がった太陽光設備の所で、沢が側溝に整備された所を渡って温泉まで登り
返したことがある。
それが3・4年ごろ前に温泉から立派な道が開通して不具合は解消したが、この地は標識設置者には鬼門のようですな。
山道 山道 丁仏参道合流
こんな道が続いています。山道に入って15分も歩くと下からの伊太丁仏参道に合流します。
ここの地図の現在地は合っていました。
十四番石仏
丁仏参道に入ると江戸時代の石仏が参道入口から智満寺までの1町ごとに33体祀られています。
今もお詣りする人がいるようで、それぞれの石仏には赤い毛糸の帽子や涎掛けが掛けられていました。
柏原合流 リンドウ?
丁仏参道と合流して10分も歩くと柏原からの道に合流します。さっきの地図に 「千葉山ハイキングコース」 と書いてあった
道です。この道はまだ歩いた事がないので一度は歩きたかったが、今日は丁度良い機会だと歩きながら考えていました。
地図では柏原から大井川の赤松地蔵に出るようになっていたが、最近見たブログにこのコースの紹介で
「柏原から一気に伊太和里の湯に下った」 と書いてあったのを思い出した。
それなら温泉から矢倉山に登って伊太集落に下る事もできる。柏原に行けば温泉への道の案内があるだろう。決めた!!
ドウダン原入口から
ワァ~! すげぇ~!
ドウダン原標識から 石仏と
今まで何度もここにドウダンツツジを見に来ているが、こんなに素晴らしいのは初めてです。
今年が素晴らしいのか、たまたま今までは時期が合ったのか分からないが素晴らしい。
こんなに素晴らしいのに見ている人は少なく3組5人しかいなかった。
最高ですね
今日のテーマの 「紅白の花を求め島田奥へ」 の紅は空振りだったが白はホームランだった。
アップ
しかし花をアップにしてみると少し皺ができ始めている。どうやら今が最盛期で後は徐々に萎んでいくのだろう。
グットタイミングでした。
歩行時間:4時間40分 休憩時間:0時間50分 延時間:5時間30分
出発時刻:8時50分 到着時刻:14時20分
歩 数: 21、028歩(推定距離14.51km) GPS距離km
行程表
静居寺 0:25> 林道終点 0:35> 農道出合 0:05> 矢倉山入口 0:35> 田代霊園 0:35> ドウダン原 0:55>
柏原 0:30> 赤松地蔵堂 0:20> 伊太集落 0:20> 国1BP下 0:20> 静居寺
矢倉山入口 矢倉山の階段
矢倉山の入口を入ると道は急降下して次は上りになる。矢倉山の階段は地元の青年が整備してくれたと以前聞いたことが
あるが、擬木を使った見るからに金が掛かっている階段とは違い、段差も低く幅も適当に狭いので歩き易い道です。
尾根道合流 尾根道
ここから先は矢倉山には登らず下の四辻を右に曲がって伊太和里の湯に行き、温泉からドウダン原に向かいます。
ドウダン原からの帰りは、伊太丁仏参道を下り矢倉山直登コースで山頂に行き、その後伊太集落に出て車道を静居寺まで
帰ろうと思っています。
だが、尾根道に合流して気が変わった。尾根の合流部を左に行けば矢倉山だが、右の道はまだ歩いた事が無かった。
所詮は麓の尾川集落に行く帰り道用だと思っていたので、標識の下に地図もあったが余り真剣に見た事が無い。
それが 「伊太和里の湯にも行けます」 の文字が目に入り興味を覚えた。
地図を見ると思っていた以上に温泉と離れていない場所で車道と合流している。しかもそこが歩く予定の温泉上の山道の
入口ある田代霊園の近くだった。
これなら矢倉山の四辻から山道入口に行くより、上り坂の車道歩きもグンと少なくなりよっぽど楽そうだった。
そうなれば当然新しい道を歩きます。
尾根の道は平坦な歩きやすい道だったが5分程で放置茶畑横の農道に出たしまった。
三辻手前の農道が見えた お茶の新芽
農道に出ると先程歩いた三辻手前で千葉山が見えた場所が見えていた。ならあそこからもここが見えるでしょう。
整備されている茶畑はもう柔らかそうな新芽が延びていた。今年は桜が早かったがお茶も早そうです。
農 道 農道を歩く人
山道は平坦で農道は下り坂の歩き易い道です。前方にレジ袋をさげた人かノロノロ、ヨロヨロ歩いています。
追い抜く時に 「蕨が沢山取れましたね」 と声を掛けると、振り向いた顔はポチャポチャとした色白の優しい顔のお年寄りで
「イヤ今年は蕨が全然少ない。いつもならザック一杯になるのに」 と言う。
確かにザックを見るとペチャンコのままで、レジ袋も蕨が1/3も入っていない。
私も例年この時期には大崩山塊でザック一杯の蕨を採ってくるが今年はまだ行っていない。
それと言うのも今年は早い段階で大井川の堤防で蕨を大鍋一杯採ったからだ。
大井川の堤防は毎日のように歩いているが、近年土手に蕨の葉が見えるようになったので今年は土手に入ってみた。
すると丈も太さも例年取る蕨の数分の一くらいだが柔らかい感じがした蕨が沢山生えていた。
しかも場所が斜面なのでしゃがまず採れて楽だった事もあり、1時間位でシャツ一杯(手ぶらだったので下着に入れた)に
なった。それで大崩山塊の蕨採りが遅くなってしまっている。
蕨採りの人は足は遅いが会話は快調で
「あんた私が何歳に見える? もう90をとっくに越しているが肝臓がんもやったし歩くには大事な脊髄の手術もした。」
成程それで歩き方が覚束ないのか。それにしても90歳を越して一人でこんな場所を歩くなんて大したものだ。
「あんたは山が好きかねぇ。私も若い頃は槍に3回行ったし、北も南も北海道の山にも登った事がある。この辺の山は殆ど
歩いているけど、あんたはこれからどっちに行くのだね」
「ここからドウダン原に行こうと思っています。」 「ドウダン原なら市道を左に行って霊園の所から山道に入ればいい」 と
正確に教えてくれる。ならば静居寺の道も知っているか聞いてみると
「バラの丘公園から登って尾根の農道に出たら、下る農道に入って行けばジョウコさんに行ける」 とこれも教えてくれる。
私より20歳ほど歳が多いらしいが大したものです。記憶も確かでノロノロ歩きとはいえこんな場所を一人で歩けるのだから
体力的にも支障は無さそうです。20年後には私は果たしてこんなに元気でいられるか?
マ~無理でしょうね。今でも記憶違いで道を間違ったり、脱水症で救急車に乗ったりと周りに迷惑をかけているのだから。
それにしてもこの方の家族は90代の年寄りを一人で蕨採りに越させて平気なのだろうか? それとも一人暮らしなの?
「私はここを行くけど道は分るね?」 と言って放置茶畑の間を入って行った。お気をつけて。
今年の2月に行った粟ヶ岳でも山道でお年寄りに会ったが、あの人は今の人より不安を感じたが無事下った事でしょう。
私があと10年低山歩きができたとしても、所詮は一人歩きをするしかないでしょうが、そのとき山で会った人は私を見て
不安を感じないだろうか? 多分感じるでしょう。じゃぁどうしたら良いのか解決策は思いつきません。
70代を過ぎれば歩こう会もハイキングクラブも新会員としては歓迎しないだろうし、だれか良い案を教えてください。
田代霊園前の分岐 山道への階段
農道が合流した車道は上り坂になると思っていたら、なんと緩い下り坂が田代霊園まで続いていた。
これなら尾根の分岐からなら四辻経由で温泉に行くより、こっちの道の方が断然楽でいい。
もっと歳を取ったら温泉から矢倉山に登り、この道を通って温泉に戻れば手軽な周回ルートになる。
そんなルートで満足するのは後何年後でしょうか。
田代霊園は道の左側にあり、ドウダン原への道は右の奥にあるが標識はありません。
将来何になるのか分からない、かなり広い広場を右に行くと、前方に擬木の階段段が見えてきます。
そこがドウダン原入口です。
最初の標識 現在地が違っている
擬木の階段を登ると三辻になっていて、右がドウダン原で左が伊太和里の湯方面です。
標識にかなり詳しい地図があったので、帰りの道を確認しようとすると現在位置が実情と合っていない。
地図では現在位置が伊太丁仏参道に付いているが、ここは丁仏参道ではなく車道の近くです。
さらに車道からすぐ山道になっているが、今は広場を通った先が一般的な道です。
実はここの標識は温泉ができた頃から道が無いのに伊太和里の湯の表示があった。標識通り行くと左横に温泉はあるが間に
沢があって渡る事ができなかった。仕方なく大分下がった太陽光設備の所で、沢が側溝に整備された所を渡って温泉まで登り
返したことがある。
それが3・4年ごろ前に温泉から立派な道が開通して不具合は解消したが、この地は標識設置者には鬼門のようですな。
山道 山道 丁仏参道合流
こんな道が続いています。山道に入って15分も歩くと下からの伊太丁仏参道に合流します。
ここの地図の現在地は合っていました。
十四番石仏
丁仏参道に入ると江戸時代の石仏が参道入口から智満寺までの1町ごとに33体祀られています。
今もお詣りする人がいるようで、それぞれの石仏には赤い毛糸の帽子や涎掛けが掛けられていました。
柏原合流 リンドウ?
丁仏参道と合流して10分も歩くと柏原からの道に合流します。さっきの地図に 「千葉山ハイキングコース」 と書いてあった
道です。この道はまだ歩いた事がないので一度は歩きたかったが、今日は丁度良い機会だと歩きながら考えていました。
地図では柏原から大井川の赤松地蔵に出るようになっていたが、最近見たブログにこのコースの紹介で
「柏原から一気に伊太和里の湯に下った」 と書いてあったのを思い出した。
それなら温泉から矢倉山に登って伊太集落に下る事もできる。柏原に行けば温泉への道の案内があるだろう。決めた!!
ドウダン原入口から
ワァ~! すげぇ~!
ドウダン原標識から 石仏と
今まで何度もここにドウダンツツジを見に来ているが、こんなに素晴らしいのは初めてです。
今年が素晴らしいのか、たまたま今までは時期が合ったのか分からないが素晴らしい。
こんなに素晴らしいのに見ている人は少なく3組5人しかいなかった。
最高ですね
今日のテーマの 「紅白の花を求め島田奥へ」 の紅は空振りだったが白はホームランだった。
アップ
しかし花をアップにしてみると少し皺ができ始めている。どうやら今が最盛期で後は徐々に萎んでいくのだろう。
グットタイミングでした。