知多四国５６番瑞境寺

歩行記録　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Ｈ２７-８-２８（金）
歩行時間：６時間２５分　　　休憩時間：２時間２０分　　　延時間：８時間４５分
出発時刻：９時１０分　　 　　到着時刻：１７時５５分
歩　　数：　40､334歩（推定距離30.2km）　　 　ＧＰＳ距離２９.０km
行程表
　内海駅　0:45>　４８番　0:25>　４９番　0:15>　５６番　0:05>　５２番　0:05>　５３番　0:05>　５１番　0:05>　５０番　0:20>
　　５５番　0:30>　５７番　1:35>　 番外　0:05　５８番　0:05>　５９番　0:20>　６０番　0:30>　６１番　0:15>　６２番　0:25>
　　６３番　0:10>　６５番　0:10>　６４番　0:15>　常滑駅

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　５６番瑞境寺（白衣観音）

　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　５６番への道標　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　細い道

　４９番の次５０番は野間大坊の大御堂寺だが、地図で見る限り５６番瑞境寺（ずいきょうじ）の方が手前にある。
こんな時に札所順で歩くと距離が長くなってしまうので、私は殆ど札所順は無視して距離が近い方から打つことにしています。
　吉祥寺を出て東の山側に向かうと直ぐ５６番への道しるべが立っていた。その横には四国霊場ではお馴染みの遍路札もある。
懐かしいなぁ。この遍路札にどの位お世話になった事か。
知多四国霊場でもこんな小形の札を考案して、遍路道におけば歩き遍路がもっと増えるだろうに。
　それにしてもここの道標は４９番の次を５６番に案内している。と云う事は距離優先なのは私だけでは無いようだ。

　実はこの道標が無かったら危うく道を間違える所でした。手持ちの地図も吉祥寺を出てしばらくして左折にはなっていたが、
その左折ヶ所が寺に余りに近かったので通り過ぎそうになったのです。道標様様でした。
さらに進むと道は舗装はされているが更に細くなり山に向かって行く。さっき道標を見たので安心して歩けるが、若し道標が
無かったら不安一杯で歩いた事だろう。本当に感謝です。

　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　瑞境寺入口　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　山　門

　瑞境寺は大寺の真言宗野間大坊の近くにあるが、野間大坊の塔頭ではなく曹洞宗の寺だった。
歴史はあるようだが門前の案内板を見ても興味を引くようなことは書いてなかった。

　境内は吉祥寺を見てきた目には、広々として整備され明るい境内に見えるが、ただそれだけで印象は薄い。

　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　本　堂　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　弘法堂

　瑞境寺の本尊の 「白衣（びゃくえ）観音」 は、日本に三体ある内の一体といわれ、諸願成就・息災除病の観音として篤い信仰を
集めている観音様だそうです。
白衣観音とは 「観音菩薩には三十三の観音があり、三十三に姿を変えて人々を救う菩薩とされています。白衣観音はその観音の
一種類で、阿弥陀如来の妻といわれています。また観音菩薩の母でもあるので、女性的な表現をされることが多いのです。
白い衣を着てベールのような白い布で頭を覆っているのが一般的なお姿で、女性的な姿の像容が多いです。」 。

　“駿河一国三十三観音霊場” とか “遠江三十三観音霊場” と、各地の霊場名に “三十三観音” の名前が付く事が多いが、これも
観音様が姿を三十三体に変えているので、その全ての観音様をお詣りするとして始めたのではないか。
だが実際に霊場に参ると同じ観音を祀っている寺が多く、中でも「聖（しょう）観音」 を祀っている寺が多かった。
どこかに三十三種類の観音様を遍路する霊場は無いだろうか。あったら歩いてみたい。

　そうそう瑞境寺の白衣観音は、日本に三体あるうちの一体とあったが、他の二体がどれか調べられなかった。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　４９番吉祥寺から５６番瑞境寺への道