高山・静岡市民の森のコアジサイ H29-6ー20(火)
高山南峰のコアジサイを見る積りで 「高山 コアジサイ」 を検索してしまった。
すると表示された 「高山・静岡市民の森」 のHPには、 「6月14日~コアジサイが見頃です♪~」 との記事がで出ていました。
場所を調べてみると藁科川支流の水見色川の上流にあるようです。
しかもコアジサイは車道の終点辺りに咲いているようで、これなら足弱の妻にも見せる事ができそうです。
早速声を掛けると待ってましたとばかりの二つ返事で急遽出かける事になりました。
あちこち歩いていて、市民の森なる物は時々見かけたが、寂れていて手入れもされていないの所が多かった。
ところが高山・市民の森はホームページもあり、展示施設には今も係員が常駐しているようです。
高山市民の森 学習展示施設 「森の恵」 コアジサイは遅すぎた
早速展示施設の近くでコアジサイを探すと、有るには有るがどれもが盛りは過ぎ花ばかりで、退色していて見る影もない。
10日ほど前に行った柏尾山稜高山南峰のコアジサイは早すぎて、ここは遅すぎ。どうやら私はコアジサイから見放されているようだ。
ハンゲショウ(半夏生)の葉?? ハンゲショウの花??
「アラ ハンゲショウが咲いている。」 と妻が葉が半分白くなった木を覗き込んでいる。見ると高山南峰でも見た木の葉と同じもので
矢張りあれはハンゲショウだったのかと納得。
妻は 「葉っぱが半分白いのが化粧の途中という事で半化粧になった。」 と言ったが、その説は俗説だと思い家で調べてみると
「夏至から数えて11日目の半夏生の頃に花が咲くことから半夏生の名が付いた。」 となっていた。
それはそれでよいのだが他にも思わぬことが書いてあった。
「ドクダミ科の多年性落葉草本植物。学名はギリシャ語のトカゲの尾が語源で、長さ10~15cmほどの穂状の花が葉の付根に咲く。」
エッエッエッ! チョッと待った! 写真を見てください。この花が “穂状の花” ? ではありませんよね。
丸く白い六弁で緑の雄蕊を持つ可憐な花です。どちらかと云えばキイチゴの花に似ていなくもない。
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ハンゲショウの蕾か実?? ハンゲショウの花(コピー)
慌てて “木の葉 半分白” などで検索したがヒットしない。ウーン! では葉の一部が白くなっている木の名前は何でしょうかネ?
参考にハンゲショウの花の写真をネットからコピーしておきました。(すみません)
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星の展望台 牛が峰の一本桜
高山山頂には星の展望台があり、草原で繋がっている隣の牛が峰山頂には、桜の大木の一本桜があった。
何故星の展望台でしょうか? 多分星の眺めが良いのだろうと思っていたが、どうやら展望台の形が星のようにギザギザした凹凸の
ある事から来ているようです。
それにしても牛が峰の一本桜のロケーションが良い。きっと花の頃は見応えがありそうだが、その時期の特定は難しいからな。
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展望台から安倍川 展望台から???
それにしても展望台からの眺めは素晴らしく、と言いたいところだが、生憎霞がかかっていて遠くどころか近くもぼんやりしている。
それでも晴れていればきっと富士山も見える素晴らしい展望地だと思います。
地理院の地図で標高を調べてみると2等三角点がある標高717mの山でした。なんの下調べもしてないので三角点は見落とすし
絶景も見る事ができなかった。これではもう一度今度は歩いて来てみようと、またできもしない宿題を増やす私です。
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ヤマアジサイ? ヤマアジサイ?
牛が峰山頂の西側は背丈の低い草木で藪状になっていて、その中にもコアジサイはあるが何れれも時期遅しだった。
その中で目を引いたがのがコアジサイより一回り大きい白い紫陽花。白い額もありアジサイに違いないのだが何アジサイか?
この市民の森にはヤマアジサイの群落もあるらしいので、多分ヤマアジサイだろうが、こちらはまだ少し早すぎだった。
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高山の池 高山の池の水芭蕉
一度展示施設の所まで戻って今度は高山の池に行ってみた。池と云っても表面は浮遊物出ビッシリしていて水は見えない。
池の周りには巨大化して可憐さの片鱗もない水芭蕉が植わっていた。その根元を覗いてみると、マムシグサの実より二回りか
三回り大きな実がゴロンと横たわっている。この実も秋には真っ赤に変色するのだろうか?
この水芭蕉は 「H7年群馬県片品村から譲り受けた水芭蕉で、水見色にいち早く春を運んでくれます。」 とのことです。
この小さな高山の池に伝わる伝説を紹介しておきます。
「昔、水見色の長者の娘のもとに、夜な夜な通う若者がいた。心配した母親は娘に若者の着物の裾に糸をつけさせ、その行方を
うかがわせた。糸を辿っていくと足久保の高山の古池に消えている。長者は池の主が娘に通っていることを知って、たいへん怒り、
焼石をたくさん投げ入れた。池の主の青竜はこらえきれずに逃げ出し、鯨ヶ池に入り込んだ。竜はこの時、焼石で片目を失った。
それで鯨ヶ池の魚は皆片目だというのである。「静岡市の史話と伝説」より」
森に囲まれ森閑としている場所は伝説に相応しいが、青龍が住むには何とも小さな池で、せめて大きな蛇、おろち位が丁度良い。
そうすれば池を逃げ出したおろちは、足久保川を逃げ下り、安倍川を越した所にある鯨ヶ池に安住の地を求めて逃げ込んだ。
何てすれば鯨ヶ池との関係も結び付ける事ができそうだが・・・・・
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コアジサイ コアジサイ
池の上の林の中は日陰のせいかまだコアジサイが残っていたが、すでにコアジサイの特徴でも魅力でもある青色は退色して
魅力は薄れていた。
それでもコアジサイを始めて見た妻は、それなりに感激してくれたので、わざわざ連れてきた甲斐があったと云うものです。
高山南峰のコアジサイを見る積りで 「高山 コアジサイ」 を検索してしまった。
すると表示された 「高山・静岡市民の森」 のHPには、 「6月14日~コアジサイが見頃です♪~」 との記事がで出ていました。
場所を調べてみると藁科川支流の水見色川の上流にあるようです。
しかもコアジサイは車道の終点辺りに咲いているようで、これなら足弱の妻にも見せる事ができそうです。
早速声を掛けると待ってましたとばかりの二つ返事で急遽出かける事になりました。
あちこち歩いていて、市民の森なる物は時々見かけたが、寂れていて手入れもされていないの所が多かった。
ところが高山・市民の森はホームページもあり、展示施設には今も係員が常駐しているようです。


高山市民の森 学習展示施設 「森の恵」 コアジサイは遅すぎた
早速展示施設の近くでコアジサイを探すと、有るには有るがどれもが盛りは過ぎ花ばかりで、退色していて見る影もない。
10日ほど前に行った柏尾山稜高山南峰のコアジサイは早すぎて、ここは遅すぎ。どうやら私はコアジサイから見放されているようだ。


ハンゲショウ(半夏生)の葉?? ハンゲショウの花??
「アラ ハンゲショウが咲いている。」 と妻が葉が半分白くなった木を覗き込んでいる。見ると高山南峰でも見た木の葉と同じもので
矢張りあれはハンゲショウだったのかと納得。
妻は 「葉っぱが半分白いのが化粧の途中という事で半化粧になった。」 と言ったが、その説は俗説だと思い家で調べてみると
「夏至から数えて11日目の半夏生の頃に花が咲くことから半夏生の名が付いた。」 となっていた。
それはそれでよいのだが他にも思わぬことが書いてあった。
「ドクダミ科の多年性落葉草本植物。学名はギリシャ語のトカゲの尾が語源で、長さ10~15cmほどの穂状の花が葉の付根に咲く。」
エッエッエッ! チョッと待った! 写真を見てください。この花が “穂状の花” ? ではありませんよね。
丸く白い六弁で緑の雄蕊を持つ可憐な花です。どちらかと云えばキイチゴの花に似ていなくもない。


ハンゲショウの蕾か実?? ハンゲショウの花(コピー)
慌てて “木の葉 半分白” などで検索したがヒットしない。ウーン! では葉の一部が白くなっている木の名前は何でしょうかネ?
参考にハンゲショウの花の写真をネットからコピーしておきました。(すみません)


星の展望台 牛が峰の一本桜
高山山頂には星の展望台があり、草原で繋がっている隣の牛が峰山頂には、桜の大木の一本桜があった。
何故星の展望台でしょうか? 多分星の眺めが良いのだろうと思っていたが、どうやら展望台の形が星のようにギザギザした凹凸の
ある事から来ているようです。
それにしても牛が峰の一本桜のロケーションが良い。きっと花の頃は見応えがありそうだが、その時期の特定は難しいからな。


展望台から安倍川 展望台から???
それにしても展望台からの眺めは素晴らしく、と言いたいところだが、生憎霞がかかっていて遠くどころか近くもぼんやりしている。
それでも晴れていればきっと富士山も見える素晴らしい展望地だと思います。
地理院の地図で標高を調べてみると2等三角点がある標高717mの山でした。なんの下調べもしてないので三角点は見落とすし
絶景も見る事ができなかった。これではもう一度今度は歩いて来てみようと、またできもしない宿題を増やす私です。


ヤマアジサイ? ヤマアジサイ?
牛が峰山頂の西側は背丈の低い草木で藪状になっていて、その中にもコアジサイはあるが何れれも時期遅しだった。
その中で目を引いたがのがコアジサイより一回り大きい白い紫陽花。白い額もありアジサイに違いないのだが何アジサイか?
この市民の森にはヤマアジサイの群落もあるらしいので、多分ヤマアジサイだろうが、こちらはまだ少し早すぎだった。


高山の池 高山の池の水芭蕉
一度展示施設の所まで戻って今度は高山の池に行ってみた。池と云っても表面は浮遊物出ビッシリしていて水は見えない。
池の周りには巨大化して可憐さの片鱗もない水芭蕉が植わっていた。その根元を覗いてみると、マムシグサの実より二回りか
三回り大きな実がゴロンと横たわっている。この実も秋には真っ赤に変色するのだろうか?
この水芭蕉は 「H7年群馬県片品村から譲り受けた水芭蕉で、水見色にいち早く春を運んでくれます。」 とのことです。
この小さな高山の池に伝わる伝説を紹介しておきます。
「昔、水見色の長者の娘のもとに、夜な夜な通う若者がいた。心配した母親は娘に若者の着物の裾に糸をつけさせ、その行方を
うかがわせた。糸を辿っていくと足久保の高山の古池に消えている。長者は池の主が娘に通っていることを知って、たいへん怒り、
焼石をたくさん投げ入れた。池の主の青竜はこらえきれずに逃げ出し、鯨ヶ池に入り込んだ。竜はこの時、焼石で片目を失った。
それで鯨ヶ池の魚は皆片目だというのである。「静岡市の史話と伝説」より」
森に囲まれ森閑としている場所は伝説に相応しいが、青龍が住むには何とも小さな池で、せめて大きな蛇、おろち位が丁度良い。
そうすれば池を逃げ出したおろちは、足久保川を逃げ下り、安倍川を越した所にある鯨ヶ池に安住の地を求めて逃げ込んだ。
何てすれば鯨ヶ池との関係も結び付ける事ができそうだが・・・・・


コアジサイ コアジサイ
池の上の林の中は日陰のせいかまだコアジサイが残っていたが、すでにコアジサイの特徴でも魅力でもある青色は退色して
魅力は薄れていた。
それでもコアジサイを始めて見た妻は、それなりに感激してくれたので、わざわざ連れてきた甲斐があったと云うものです。