藤枝市ハイキングコース『高根山コース』のマルカシから宇嶺の滝方面が通行止めです
歩行記録 H28-10-7(金)
歩行時間:4時間40分 休憩時間:0時間45分 延時間:5時間25分
出発時刻:8時25分 到着時刻:13時50分
歩 数: 10、632歩(推定距離16.7km) GPS距離14.9km
行程表
蔵田BS 0:50> 高根白山神社 0:20> 高根山 0:20> 芋穴所(いもあなど)のマルカシ 0:35> 参道出合 0:25>
鼻崎の大杉 0:10> 蔵田BS 2:00> 日帰り温泉ゆらく
様相が変わった山道 東海自然歩道との分岐
高根山山頂を出ると道は太い尾根道になり、周りに笹が増えてきたがしっかり刈込がされていて歩きやすい道だった。
そんな平坦な道を6・7も歩くと東海自然歩道との分岐点に出る。自然歩道はここを左折して川根の家山に向かう。
笹に囲まれた下り坂 明るい植林帯の下り坂
芋穴所のマルカシへのハイキングコースは分岐点を右に折れて笹の中の道に入るが、ここも笹はしっかり刈り込まれていて
分かりやすい道だった。ただ傾斜が徐々にきつくなってくる。
笹の道を過ぎると次は間伐された明るい植林地に入るが傾斜は更にきつくなってきた。踏み跡も薄い所や、踏み跡が別れた所も
あり慣れていなければ気を使う場所だろう。
このコースのうたい文句は 「家族で遠足気分になれるお手軽コース」 とか 「山歩きが初めての方向けコース」 だが、中々そんな
雰囲気ではない。家族向けの言葉に誘われてこのコースに幼児を連れてきたら、さぞかし苦労をしそうな道だ。
後で他の初級コースを見ると 「花倉城址城趾コース」 と 「五州岳コース」 あったが、そのコースに比べても断然ここのコースの方が
厳しいと思う。
こうしてみると藤枝市のハイキングコースの認定は中々厳しそうなので “上級コース” を歩く時は心して歩かなければいけないな。
でも不思議なんです、東海道宇津ノ谷峠付近を廻る 「蔦の細道・明治の道コース」 が “上級コース” になっているんですよね。
あそこが上級ならここも当然上級だと思うのですが ・・・・・・・
芋穴所のマルカシ 芋穴所のマルカシ
突然家庭用のフェンスが現れたので、何か施設でもあるのだろうかと思ったが、違った。フェンスの下は無舗装の林道が見るので
転落防止用のフェンスなのだろう。そこは東の方角が開けていて志太の山々が見えたが名前が分かる山は無かった。
そのフェンスからすぐの所に 「芋穴所のマルカシ」 はあった。
マルガシの周りの草木は伐採されているので、根元がスッキリして枝張も四方に清々伸びているので巨木感はいやが上にも増す。
今までに何本もの巨樹と呼ばれる木を見てきたが、この木はその中でも上位を占める木になるだろう。
マルカシの木の近くに建っていた杭には 「静岡県指定天然記念物」 とあるだけで他の説明はないので、先程通った高根神社参道の
富士山ビューポイントにあった案内板でマルカシの紹介をします。
「マルカシ(丸樫)とはこの地方の名称で、アカガシのことを指しています。アカガシは少し高い山地に分布し、材が赤いことから
アカガシと呼ばれています。葉の縁に鋸歯がなく葉のかたちが丸いのが特徴です。5月頃花をつけ10月頃に果実(ドングリ)が実ります。
高根山付近は志太地域で最も高い標高800m以上の山地です。山頂から北の斜面にかけては自然林がよく残されていて、とくにアカ
ガシが多く見られます。
芋穴所のマルカシは県内有数の大木で、枝を大きく張り出した姿は遠くから見ることができます。
樹高17.0m・根廻10.5m・目通5.5m・枝張 東西26.7m・南北25.0m (データの数値は昭和37年2月27日)」
マルガシのデータは昭和37年となっているが、これは今から54年前のことで随分古いデータだ。今なら樹高や目通しなどは更に
成長して一回り大きくなっているだろう。来年は指定50周年になるので、この木の横に新しい案内板を建てたらどうだろう。と、
すぐ余計なことが頭に浮かぶ。
ところで 「芋穴所(いもあなど)」 って何のことだろう? 素直に解釈すれば “芋の穴を掘った場所” 即ち、芋を保管する穴があった
所なのか。で、その芋とはサツマイモ? ジャガイモ? だが何れにしてもその芋を栽培するような平地はなさそうだ。
では山芋(自然薯)? まさかな、山芋が穴に保管するほど取れるはずもないと思うが。
林道出合い 清笹高根林道杭
マルガシのすぐ下で林道に出合った。この林道は富士山ビューポイントの上に合流する林道だろう。
合流部にあった道標には 「⇦ 高根神社0.8km 0.1km遊歩道入口 ⇒」 となっているので林道を左に向かう。
宇嶺の滝とは書いてないが多分遊歩道方面で間違いはないだろう。それにしても “遊歩道” とは甘く見られたものだ。
途中に 「林道清笹高根林道終点」 の標識が建っていたが、この林道は川根と静岡久能を結ぶ清笹峠に延びているのかも。
通行止めの看板 ロープで閉鎖された入口
アレー何か看板が建っている。ウワー看板には 「森林整備中につき 歩行者(登山者) 通行できません‼」 と書いてある。
まさかナ~。入口に近づくと降り口にロープが張られ閉鎖されていた。更に 「あぶないから はいってはいけません」 ともある。
さてどうしたもんだろう? しばし佇んで考え込んでしまった。こういう通行止には往々にして大袈裟な場合がある。
例えば大崩山塊のカンポ下から砂張屋道標までの間は、旧国道150線の崩壊に伴って通行止の表示はあるが、実際には何の
支障もない。しいていうなら新しいトンネルを掘っているので、そのトンネルが崩壊して山の上まで崩れる心配をしているのだろうか。
そんな事を云っても、若しここが本当に危険だったらどうしよう。ご丁寧にロープまで張ってあるのだから、それを無視するのもナ~
そうだ今回このコースを選んだのは体調不良があったのだから、初心に帰って一先ずここ撤退しよう。
マルカシ入口 寂れている林道
今来た林道をマルカシ入口まで戻り、更に寂れて車などいつ走ったのか分からないような林道を進む。
オニアザミ 参道出合い
林道沿いにはススキはあるものの他の花は見当たらなかったが、高台にオニアザミが咲いているのが見えた。
通行止の場所から20分以上かかって高根神社の参道に合流した。更にここから神社までは5分以上かかるのだからマルカシ入口
から高根神社までは30分程度は歩く計算になる。マルガシ入口の道標には、高根神社まで800mとあったが本当だろうか?
鼻崎の大杉 駐車場から高根山
鼻崎の大杉が下に見る。その先には蔵田の集落も見えだした。行きの時には大杉の説明をしなかったので今しておきます。
「静岡県指定天然記念物 高根山麓の蔵田の集落から高根白山神社へ登る参道の入り口に立って雄大な姿を見せています。
ご神木として大切に護られてきたスギの大木です。根廻の太さでは県内有数の大きさを誇っています。
樹高27.5m・根廻14.5m・目通8.0m・枝張 東西27.6m・南北26.5m (データの数値は昭和36年3月28日)」
こちらのデータも古く55年前の物だから、このスギも当然一回りは大きくなっているだろう。
高根山コースハイキングガイドマップ(藤枝市役所HPより) 赤字は追加
マルガシ~宇嶺の滝間の通行止がいつ解除になるか分からないが、それでも高根山に登るなら今回歩いたコースでも良いし、
更に楽するなら参道途中のトイレのある富士山ビューポイントまで車で行き、ビューポイント-神社-山頂-マルガシ-ビューポイント
と周回するコースがある。ただそのコースでも家族向けの初級コースとは私は言いたくないが。
ついでに一言追加すると、藤枝市のHPの高根山コースはハイキング距離=5.2kmとなっているが、今歩いた蔵田バス停までの
歩行距離は、何とGPSが7.6kmで歩数計の方は8.85kmになっていた。
歩いたコースは正規のコースより短いと思われるが何故だろうな? GPS距離計や歩数計が故障しているのかしら?
東海自然歩道バイパス入口 分岐毎にあった標識
蔵田バス停に11時50分に到着。次のバスまでは1時間半以上ある。さてどうしよう?
宇嶺の滝にでも行こうかと思ったが、そこは次回再挑戦のお楽しみに残しておきたい。ならどうしようと案内板の地図を見ると、蔵田
からビク石登山口に向かって 「東海自然歩道バイパスコース」 の表示がある。しかもそのコースはバスで来た県道と違った道が指定
されている。ならそれも面白いとそのコースを歩く事にした。
県道より一段高い所についた道は農道のようで次の県道に合流するまで一軒の民家も無かった。あるのは茶畑、林や竹藪ばかりで
特段見るべきものもない。分岐が次々出てくるがバイパスの道標がそのたびにあり迷う事はなかった。
ただ舗装された道に小砂利があるので、急な斜面では花沢山のようにならない様に随分気を使ってしまった。
川中島八兵衛碑 川中島八兵衛碑と石仏
合流した県道を下り峠集落に着く。この集落に私が興味を抱いている 「川中島八兵衛」 の石碑があるらしく、一度探しに来たが
見つからなかった。今日は丁度よいと、その石碑を探しながら下り始めた。すると早速県道沿いの酒屋の隣に三体の石仏がある
のが目に入った。その一体が八兵衛碑に多い墓型の石碑なので、若しやと思い近づくと間違いなく八兵衛碑だった。
「紀伊國川中島 小長谷八兵衛 昭和四年」 と面白味のない石碑だが、この石碑は志太地方にだけある石碑で、これを探す
のが中々面白い。八兵衛さんの話をしだすとキリがないので、それは次回の事として今日は写真の紹介だけ。
ホトトギス ホトトギス
県道沿いの土手にホトトギスの花が纏まって咲いていた。今年は竜爪でチャボホトギスを始めて見たが中々いい花だった。
来年はコアジサイやチャボホトギス、キツネノカミソリ等を竜爪に見に行きたいと思っている。
他にも歩きたい所や見たい花も沢山あるので、カレーだローカだと嘆いていても始まらない。進展は無理なものの現状維持を図り、
せめて後退を少しで遅らせる努力をしなければ ・・・・・・・・・・・・・・・
日帰り温泉ゆらく
ゆらくに13時50分到着。距離はまだ15kmと短いが少々いや大分疲れてしまった。もう藤枝駅まで歩く元気はないので、バスの
時刻表を見ると丁度13時50分発の藤枝駅行があった。だが肝心のバスがいない。始発なのにもう出てしまったのだろうか?
次のバスは1時間30分以上待たなければならない。歩くのも嫌だし、待つのも嫌だ。さてどうしたもんか。
そうだ温泉に入れば丁度良い時間になると “ゆらく” の方を振り返ると、アレー? 車が停まっていない。定休日かな?
確認しようとバス停から出かけるとバスが入ってきた。始発とはいえ折り返し運転なので遅れたようだった。ふー危なかった。
後で確認すると日帰り温泉ゆらくの定休日は月曜日で、この日は給湯ポンプとかがたまたま故障して臨時休業だったようです。
蔵田BSからゆらくまでの歩行地図はここをクリックしてください。
Yahoo!の経路図では蔵田BSからゆらくまでの距離は7.3kmで歩行時間は1時間半となっているが、手持ちの歩数計では7.7km
GPSでは7.3kmと近い距離を示している。なら故障ではなさそうだが、と、なると市のHP記載の歩行距離が ・・・・・・・・・・
歩行時間はYahoo!では1時間半だが私の掛かった時間は1時間55分。何ともな冴えない歩きだが病み上がりと云う事にしておこう。
歩行記録 H28-10-7(金)
歩行時間:4時間40分 休憩時間:0時間45分 延時間:5時間25分
出発時刻:8時25分 到着時刻:13時50分
歩 数: 10、632歩(推定距離16.7km) GPS距離14.9km
行程表
蔵田BS 0:50> 高根白山神社 0:20> 高根山 0:20> 芋穴所(いもあなど)のマルカシ 0:35> 参道出合 0:25>
鼻崎の大杉 0:10> 蔵田BS 2:00> 日帰り温泉ゆらく
様相が変わった山道 東海自然歩道との分岐
高根山山頂を出ると道は太い尾根道になり、周りに笹が増えてきたがしっかり刈込がされていて歩きやすい道だった。
そんな平坦な道を6・7も歩くと東海自然歩道との分岐点に出る。自然歩道はここを左折して川根の家山に向かう。
笹に囲まれた下り坂 明るい植林帯の下り坂
芋穴所のマルカシへのハイキングコースは分岐点を右に折れて笹の中の道に入るが、ここも笹はしっかり刈り込まれていて
分かりやすい道だった。ただ傾斜が徐々にきつくなってくる。
笹の道を過ぎると次は間伐された明るい植林地に入るが傾斜は更にきつくなってきた。踏み跡も薄い所や、踏み跡が別れた所も
あり慣れていなければ気を使う場所だろう。
このコースのうたい文句は 「家族で遠足気分になれるお手軽コース」 とか 「山歩きが初めての方向けコース」 だが、中々そんな
雰囲気ではない。家族向けの言葉に誘われてこのコースに幼児を連れてきたら、さぞかし苦労をしそうな道だ。
後で他の初級コースを見ると 「花倉城址城趾コース」 と 「五州岳コース」 あったが、そのコースに比べても断然ここのコースの方が
厳しいと思う。
こうしてみると藤枝市のハイキングコースの認定は中々厳しそうなので “上級コース” を歩く時は心して歩かなければいけないな。
でも不思議なんです、東海道宇津ノ谷峠付近を廻る 「蔦の細道・明治の道コース」 が “上級コース” になっているんですよね。
あそこが上級ならここも当然上級だと思うのですが ・・・・・・・
芋穴所のマルカシ 芋穴所のマルカシ
突然家庭用のフェンスが現れたので、何か施設でもあるのだろうかと思ったが、違った。フェンスの下は無舗装の林道が見るので
転落防止用のフェンスなのだろう。そこは東の方角が開けていて志太の山々が見えたが名前が分かる山は無かった。
そのフェンスからすぐの所に 「芋穴所のマルカシ」 はあった。
マルガシの周りの草木は伐採されているので、根元がスッキリして枝張も四方に清々伸びているので巨木感はいやが上にも増す。
今までに何本もの巨樹と呼ばれる木を見てきたが、この木はその中でも上位を占める木になるだろう。
マルカシの木の近くに建っていた杭には 「静岡県指定天然記念物」 とあるだけで他の説明はないので、先程通った高根神社参道の
富士山ビューポイントにあった案内板でマルカシの紹介をします。
「マルカシ(丸樫)とはこの地方の名称で、アカガシのことを指しています。アカガシは少し高い山地に分布し、材が赤いことから
アカガシと呼ばれています。葉の縁に鋸歯がなく葉のかたちが丸いのが特徴です。5月頃花をつけ10月頃に果実(ドングリ)が実ります。
高根山付近は志太地域で最も高い標高800m以上の山地です。山頂から北の斜面にかけては自然林がよく残されていて、とくにアカ
ガシが多く見られます。
芋穴所のマルカシは県内有数の大木で、枝を大きく張り出した姿は遠くから見ることができます。
樹高17.0m・根廻10.5m・目通5.5m・枝張 東西26.7m・南北25.0m (データの数値は昭和37年2月27日)」
マルガシのデータは昭和37年となっているが、これは今から54年前のことで随分古いデータだ。今なら樹高や目通しなどは更に
成長して一回り大きくなっているだろう。来年は指定50周年になるので、この木の横に新しい案内板を建てたらどうだろう。と、
すぐ余計なことが頭に浮かぶ。
ところで 「芋穴所(いもあなど)」 って何のことだろう? 素直に解釈すれば “芋の穴を掘った場所” 即ち、芋を保管する穴があった
所なのか。で、その芋とはサツマイモ? ジャガイモ? だが何れにしてもその芋を栽培するような平地はなさそうだ。
では山芋(自然薯)? まさかな、山芋が穴に保管するほど取れるはずもないと思うが。
林道出合い 清笹高根林道杭
マルガシのすぐ下で林道に出合った。この林道は富士山ビューポイントの上に合流する林道だろう。
合流部にあった道標には 「⇦ 高根神社0.8km 0.1km遊歩道入口 ⇒」 となっているので林道を左に向かう。
宇嶺の滝とは書いてないが多分遊歩道方面で間違いはないだろう。それにしても “遊歩道” とは甘く見られたものだ。
途中に 「林道清笹高根林道終点」 の標識が建っていたが、この林道は川根と静岡久能を結ぶ清笹峠に延びているのかも。
通行止めの看板 ロープで閉鎖された入口
アレー何か看板が建っている。ウワー看板には 「森林整備中につき 歩行者(登山者) 通行できません‼」 と書いてある。
まさかナ~。入口に近づくと降り口にロープが張られ閉鎖されていた。更に 「あぶないから はいってはいけません」 ともある。
さてどうしたもんだろう? しばし佇んで考え込んでしまった。こういう通行止には往々にして大袈裟な場合がある。
例えば大崩山塊のカンポ下から砂張屋道標までの間は、旧国道150線の崩壊に伴って通行止の表示はあるが、実際には何の
支障もない。しいていうなら新しいトンネルを掘っているので、そのトンネルが崩壊して山の上まで崩れる心配をしているのだろうか。
そんな事を云っても、若しここが本当に危険だったらどうしよう。ご丁寧にロープまで張ってあるのだから、それを無視するのもナ~
そうだ今回このコースを選んだのは体調不良があったのだから、初心に帰って一先ずここ撤退しよう。
マルカシ入口 寂れている林道
今来た林道をマルカシ入口まで戻り、更に寂れて車などいつ走ったのか分からないような林道を進む。
オニアザミ 参道出合い
林道沿いにはススキはあるものの他の花は見当たらなかったが、高台にオニアザミが咲いているのが見えた。
通行止の場所から20分以上かかって高根神社の参道に合流した。更にここから神社までは5分以上かかるのだからマルカシ入口
から高根神社までは30分程度は歩く計算になる。マルガシ入口の道標には、高根神社まで800mとあったが本当だろうか?
鼻崎の大杉 駐車場から高根山
鼻崎の大杉が下に見る。その先には蔵田の集落も見えだした。行きの時には大杉の説明をしなかったので今しておきます。
「静岡県指定天然記念物 高根山麓の蔵田の集落から高根白山神社へ登る参道の入り口に立って雄大な姿を見せています。
ご神木として大切に護られてきたスギの大木です。根廻の太さでは県内有数の大きさを誇っています。
樹高27.5m・根廻14.5m・目通8.0m・枝張 東西27.6m・南北26.5m (データの数値は昭和36年3月28日)」
こちらのデータも古く55年前の物だから、このスギも当然一回りは大きくなっているだろう。
高根山コースハイキングガイドマップ(藤枝市役所HPより) 赤字は追加
マルガシ~宇嶺の滝間の通行止がいつ解除になるか分からないが、それでも高根山に登るなら今回歩いたコースでも良いし、
更に楽するなら参道途中のトイレのある富士山ビューポイントまで車で行き、ビューポイント-神社-山頂-マルガシ-ビューポイント
と周回するコースがある。ただそのコースでも家族向けの初級コースとは私は言いたくないが。
ついでに一言追加すると、藤枝市のHPの高根山コースはハイキング距離=5.2kmとなっているが、今歩いた蔵田バス停までの
歩行距離は、何とGPSが7.6kmで歩数計の方は8.85kmになっていた。
歩いたコースは正規のコースより短いと思われるが何故だろうな? GPS距離計や歩数計が故障しているのかしら?
東海自然歩道バイパス入口 分岐毎にあった標識
蔵田バス停に11時50分に到着。次のバスまでは1時間半以上ある。さてどうしよう?
宇嶺の滝にでも行こうかと思ったが、そこは次回再挑戦のお楽しみに残しておきたい。ならどうしようと案内板の地図を見ると、蔵田
からビク石登山口に向かって 「東海自然歩道バイパスコース」 の表示がある。しかもそのコースはバスで来た県道と違った道が指定
されている。ならそれも面白いとそのコースを歩く事にした。
県道より一段高い所についた道は農道のようで次の県道に合流するまで一軒の民家も無かった。あるのは茶畑、林や竹藪ばかりで
特段見るべきものもない。分岐が次々出てくるがバイパスの道標がそのたびにあり迷う事はなかった。
ただ舗装された道に小砂利があるので、急な斜面では花沢山のようにならない様に随分気を使ってしまった。
川中島八兵衛碑 川中島八兵衛碑と石仏
合流した県道を下り峠集落に着く。この集落に私が興味を抱いている 「川中島八兵衛」 の石碑があるらしく、一度探しに来たが
見つからなかった。今日は丁度よいと、その石碑を探しながら下り始めた。すると早速県道沿いの酒屋の隣に三体の石仏がある
のが目に入った。その一体が八兵衛碑に多い墓型の石碑なので、若しやと思い近づくと間違いなく八兵衛碑だった。
「紀伊國川中島 小長谷八兵衛 昭和四年」 と面白味のない石碑だが、この石碑は志太地方にだけある石碑で、これを探す
のが中々面白い。八兵衛さんの話をしだすとキリがないので、それは次回の事として今日は写真の紹介だけ。
ホトトギス ホトトギス
県道沿いの土手にホトトギスの花が纏まって咲いていた。今年は竜爪でチャボホトギスを始めて見たが中々いい花だった。
来年はコアジサイやチャボホトギス、キツネノカミソリ等を竜爪に見に行きたいと思っている。
他にも歩きたい所や見たい花も沢山あるので、カレーだローカだと嘆いていても始まらない。進展は無理なものの現状維持を図り、
せめて後退を少しで遅らせる努力をしなければ ・・・・・・・・・・・・・・・
日帰り温泉ゆらく
ゆらくに13時50分到着。距離はまだ15kmと短いが少々いや大分疲れてしまった。もう藤枝駅まで歩く元気はないので、バスの
時刻表を見ると丁度13時50分発の藤枝駅行があった。だが肝心のバスがいない。始発なのにもう出てしまったのだろうか?
次のバスは1時間30分以上待たなければならない。歩くのも嫌だし、待つのも嫌だ。さてどうしたもんか。
そうだ温泉に入れば丁度良い時間になると “ゆらく” の方を振り返ると、アレー? 車が停まっていない。定休日かな?
確認しようとバス停から出かけるとバスが入ってきた。始発とはいえ折り返し運転なので遅れたようだった。ふー危なかった。
後で確認すると日帰り温泉ゆらくの定休日は月曜日で、この日は給湯ポンプとかがたまたま故障して臨時休業だったようです。
蔵田BSからゆらくまでの歩行地図はここをクリックしてください。
Yahoo!の経路図では蔵田BSからゆらくまでの距離は7.3kmで歩行時間は1時間半となっているが、手持ちの歩数計では7.7km
GPSでは7.3kmと近い距離を示している。なら故障ではなさそうだが、と、なると市のHP記載の歩行距離が ・・・・・・・・・・
歩行時間はYahoo!では1時間半だが私の掛かった時間は1時間55分。何ともな冴えない歩きだが病み上がりと云う事にしておこう。